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プロローグ

初投稿です。

素人ですので暖かい目で見守っていただけると有りがたいです。(意見募集中)

夏休みが終わり2学期が始まる頃、多くの学生は楽しいスクールライフを満喫しているだろう。

俺は予想もしなかった生活を満喫することになった。


「異世界来たぁぁぁ!!」


異世界?頭が可笑しいじゃないかコイツ、と思った奴出でこい。説教してやる。

だが、これは本当の事だ。どうしてそんな場所にいるかというと、それは今朝の事だった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


俺の名前は乙坂勇志(おとさかゆうじ)16歳、一応高校1年生だ。

何故一応かって?それは入学式の次の日以降学校に行かず引きこもっているからだ。

まあ、引きこもりの紹介何て誰得だよって思うからこれ以上言わないぞ。

今日は何するかな~って思っていたらインターフォンが鳴った。


「こんな時間に誰だ?まあ、友達とかいないから宅急便だと思うけど。」


そこには思いもしなかった人物が立っていた。


「勇志おはよう!」そこには元気よく挨拶をしてくる見慣れた顔があった。


コイツの名前は神園令那(かみぞのれな)幼馴染みだ。昔はよく遊んでいたが、最近はほとんど会うことがなくなった。俺が引きこもりになったていうのもあるが、どうやらそれだけじゃないらしい。


「何でお前来たんだよ。」


「まあ、いいじゃん。上がらしてもらうよ。」そう言って俺の部屋に入っていった。


「だから来た理由教えろって。」


「勇志と学校に行くからだよ。」


「学校?何で俺がそんな場所に行かなきゃいけないんだ。」


「だって勇志入学式の日しか学校に行ってないでしょ。だから新学期が始まって気持ちを切り替えて学校に行こうって気にならないかなって思ったから来たんだよ。」


「残念ながらそんな気にならないぞ。諦めて一人で行ってくれ。」


令那は落ち込んでいるように見えた。きっと諦めたんだろう。


「だったら私にも考えが有るんだから。」


「考え?」


「勇志が行く気になるまでここを動かないから。」覚悟を決めたように言った。


それは困る。何て言ったって令那は一度決めた事はなかなか諦めてくれないんだよな。遅刻しそうになったら流石に行くだろ。いや、行ってくれないと困る。そんな事を考えていたらいつの間にか令那が来てから20分位経っていた。 


「もう行かないと遅刻するぞ。」


「だから、勇志が行く気になるまで動かないって言ったでしょ。」


ダメだ、これは本当に動かないな。行くしかないのか?でも俺のせいで遅刻されるのは嫌だな。


「あぁもう分かったよ。行けばいいんだろ。」


「本当!早く行こ!」令那は嬉しそうだった。


「ちょと待てって、今着替えるから。」


その時俺は最悪な1日が始まったと思った。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「はぁ、何で俺が学校何かに行かなきゃ行けないんだ···」


「ちゃんと学校行って単位取らないと進級出来ないよ?」


「別に進級しなくてもいいだろ、どうせ学校に行かないんだから。」


「それだと私と同じ学年じゃなくなっちゃうじゃん。」


「それは···」困る。べ、別に令那と一緒のクラスになる確率が0になるとかそんな理由じゃないからな!

そうだ、学校に行かないんだからクラス何て関係ない。落ち着け、俺。一刻も早く話題を変えないと。


「こんなにもゆっくり歩いていて大丈夫なのか?」


「まだ時間があるから大丈夫だよ。」


「いや、家出る時に時計見たけど時間無かったぞ?」


「時計なら勇志が見てない内にずらしといたよ。」


してやられた。そういえば令那はこういうことに関しては頭が回るんだよな。


「乙坂!よく来てくれたな!」


突然誰かに話しかけられた。誰だ?令那以外に俺の事を知ってる奴なんていないと思うんだけど。


「私達のクラスの担任の西森先生。初めてクラスを任されて凄い頑張っているんだって。」


コイツが担任なのか。随分と若いな、最初に任されたクラスに引きこもりがいるなんて大変だろうな。ま、その引きこもりの俺が言うのも可笑しいけどな。取り敢えず頭を下げてその場を去った。


「せめて挨拶ぐらいしたら?」


「あのタイプは一度話し出すと長いからな。」


とうとう教室の前に来てしまった。


「入らないの?」


「入ったら絶対誰コイツ?っていう目で見られるでしょ。」


「そうならないように毎日来てればいいのに。」そう言って令那はドアを開けた。



案の定「誰あれ?」や「転校生?」など、いろんな声が聞こえた。俺は直ぐに席に着いて顔を伏せていようと思った。


「俺の席何処だ?」


「私の隣だよ。」


まだ隣が令那で良かった。もし知らない人だったら途中で帰ってやろうと思っていたところだ。俺と令那が席に着いて少ししたら先生が入ってきた。


「今日は転校生を紹介する。入ってきてくれ。」


入ってきたのは銀髪で真紅の色をした目で少し目付きの悪い少女だった。何これ本当に現実?銀髪の人っているんだな!ヤバイ興奮してきた。


「ミア・アルヴィースだ、よろしく。」


そんな自己紹介が終わった直後、いきなり視界が真っ白になった。

その後の光景を見て今日が最悪な1日って思った俺が馬鹿だ。訂正しよう、今日はなんて素晴らしい1日だ!


小説書くのって難しいですね。大分時間掛かって仕舞いました。

次回は土曜日を目標に投稿します。

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