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魔物の巣

リリアから衝撃の事実を聞いてから2日が経った。

まさか転生したら300年経っていたとは思いもしなかったし、しかも魔王を殺したのは当時のラギア王国の騎士団になっている。


まぁ一番驚いたのはやっぱり魔法の技術だな。

手をかざして、何かを呟けば火・水・風・雷・光・闇・土等を出せる。


300年前じゃあ考えられないな。


「そんな訳でリリア魔法を覚えるために学校に行くぞ」


「分かりました。確かラギア王国にはパメラ魔法学校がありますのでそこに入学しますか?」


「ああ、魔法が覚えられるならどこだって構わない」


「そうですか、でもまずは先立つものが無いと入学するのは大変ですよ。」


「いくら掛かるんだリリア?」


「パメラ魔法学院でしたら金貨10枚ですよ。しかも入学金だけで」


「なっ!?マジかよ!!ポーション250万個分だぞ」


ちなみに銅貨は1000枚で銀貨1枚

銀貨は1000枚で金貨1枚


ポーションは銅貨4枚で購入出来る。


「マスター計算早いですね。なので私からの提案なんですがダンジョンに潜りませんか?うまくいけば金貨の10枚、20枚なんてすぐに手に入りますよ。」


「ダンジョンか・・・まぁいいだろう。」


「では、行きましょう」


俺とリリアは身支度を整え、まず道具屋で大量の食料と脱出魔法陣が書かれているスクロールを購入してからギルドに向かった。


「よお」


「あら、ヴァルトさん今日はどうなさいましたか?」


「ああ、ダンジョンに潜りたいんだが」


「なるほど、ではこれにサインしてください」


受付嬢はそれだけ言うと俺に紙を渡した。


俺とリリアはそれに自分の名前を書きいざダンジョンに向かった。



ダンジョンの中はぼんやりと明るくそしてなかなか広い。


迷宮みたいな感じだと考えていたが、どうやら違うらしく小部屋と小部屋を繋ぐ通路で構成されており、不思議なことに部屋内にはアイテムなども落ちていることもあった。


そして一番の不思議は階段を降りるとフロアの構成そのものが変わるという世にも珍しいシャッフルダンジョンだということだ。


そして、やはりダンジョンには危険が付きものであり、モンスターも当然出現する。


浅い階層なら弱いものしか出てこないが、深く潜ればそれこそ魔王級のモンスター出てくるとのことだ。


そして、今俺たちは一階を練り歩いていたが、めぼしい物は見つからずモンスターもスライムというゼリー状でふざけた顔している最弱ぐらいしか出てこない。


「マスター階段を見つけしたよ。」


「そうか、じゃあ降りるか」


俺たちが階段に近寄ると突然部屋内にアラームが鳴り響き大量のスライムが現れた。


「ほぉ~これがモンスターハウスかおもしれぇ掛かってきやがれってんだ。いくぞリリア」


「ハイ、マスター」


俺とリリアの掛け声を合図にスライム達は一斉に飛び掛ってきた。


しかし、雑魚は何百匹集まっても雑魚


全て殲滅するのに10分も掛からず俺たちは息を乱すことなく終わらせ二階に降りた。


二階からはレッドスライムとゴブリンとオークが出現していた。


レッドスライムをはじめて見た時はボールと勘違いして思いっきり蹴り飛ばしてしまい、ゴブリンは舌なめずりしていたので手足を切断して、達磨にした後首を踏みつけて骨をつぶした。オークも動揺に倒している。


「良いかリリア、舐めた真似した奴に遠慮することはねぇぞ。たとえそいつが過去に善行を重ねていようが関係ない。ふざけた奴は恐怖のどん底に突き落としてから殺せ」


「大丈夫私はマスターの剣だもの。マスターの敵は私の敵。敵には容赦しないわ」


そういうとリリアも俺の動きを真似てモンスターを殺していった。


「(かっかっかリリアの奴俺の動きを盗み出したか・・・コイツは一体どこまで強くなるんだか楽しみだぜ)」


そう思いつつも迫りくるモンスター達を殺しつつ落ちているお金を回収し、階段部屋を探す


そして、階段部屋にたどり着くとまたアラームが鳴り響いた。


部屋内にあふれるほど現れるモンスター達。


俺はもちろん、リリアも小太刀の扱いに慣れてきたのかだんだんと剣速が早くなってきており、戦えば戦うほど強くなってきていた。


そして、戦いが終わって階段を下りるとそこは大部屋であり、大量のモンスターが

俺たちを待ち構えていた。





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