可愛い隣の席のロリ幼馴染
ついに新作の連載開始です!
「たっくん〜おひさ」
入学式も早々周りと話さず机で読書をしていた俺、西村高夫に突然誰かが声をかけてくる
(たっくんって……昔のあだ名だし、一体誰だ!?)
「だ、誰ですか?って莉紗!?」
「そ〜うだよ。久しぶりだね」
俺の机に乗せたグーの手に顎を乗せて小悪魔な笑顔をこちらに振りまく背の低い一人の女子が居る。
彼女の名前は喜谷莉紗、俺のロリな幼馴染だ
「でもまさか再会できるとは思わなかった」
「だよねー私もだよ」
莉紗は嬉しそうにこちらを見ている
「にしても背が低いのは相変わらずだな」
「むぅーヒドイ……だけどその通りだよ」
莉沙はわざとらしく気を落とす
「まぁ、でもまた会えて嬉しいよ」
「ふぇ、あ、うん」
莉沙は驚いたようにこちらを見ると顔を耳まで真っ赤にする
(なんか変だな?小学校の頃はこんなんじゃなかったような)
(まぁ、単なる思春期ってところか)
俺はそう言う事にした
いつの間にか立っていた莉沙は俺の後を通って、空いていた窓際の席に座る
「いや、隣かよ!」
「え、気付いてなかったの?」
「あぁ、これっぽっちも気付いてなかったよ」
「えー」
莉沙は窓際の席でわざとらしくしょげている
いつもの莉沙に安心している自分が居た。
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り全員が着席している。
するとドアが開いて担任の先生らしき人が入ってくる
「皆さんおはようございます」
「「「おはようございます!」」」
教室の全員が挨拶する
「私は1年間皆さんの担任になる"仲川紗月"です」
紗月先生は細縁眼鏡に茶色ぽい綺麗な髪をポニーテールにしていて、雰囲気は朗らかで優しそうな先生だ。
「それで、今ドアの所に立っているのが副担任の日崎由香先生です」
「よろしくね〜」
日崎先生も意外と優しそうな先生だ
そんなこんな俺の高校生活が始まった
「喜谷さんこの案内、後ろの黒板に貼るのお願いしていいかしら?」
入学初日の放課後、紗月先生が莉沙にお願いをしているようだ
「はーい」
「磁石で止めてくれていいから」
「わっかりました」
莉沙は俺の横を通って後の黒板へと向かう
俺はその様子を見守ってやることにした
莉沙は案内の紙を片手で持つとその手を黒板の開いている場所に貼ろうと伸ばす
ただ背の低い莉沙はやはり届かずピョンピョン跳ねていた。
「仕方ないか」
俺は席を立つと莉沙の所へ行く
「それ、貸して」
「う、うん」
「そこに貼れば良いんだな」
黒板の丁度開いている場所を指で示す
「そう」
「よっと」
俺は案内の紙を押さえて手際よく磁石で止める
「ありがとう」
「別にいいよ。小学校の時も貼れなくて俺が代わりに貼ったことが何回かあっただろ」
「確かに」
「だからこれからも届かなかったりして、困ったら俺に言ってくれ」
「このクラスの中では俺が一番お前の事を分かってるつもりだしな」
それだけ言うと俺は席に戻る
(いや、何告白みたいなこと言ってんだ!)
このあと羞恥心に駆られたのは言うまでもない
そして莉沙は顔を耳まで真っ赤にして突っ立ていた
(何、今の言葉)
(まるで告白みたいな……)
私、喜谷莉紗は自分の部屋のベットの上で壁に腰掛けていた
「今日は嬉しかったなぁーたっくんにまた会えて」
『だからこれからも届かなかったりして、困ったら俺に言ってくれ』
『このクラスの中では俺が一番お前の事を分かってるつもりだしな』
私はブンブンと頭を振る
(もう何なのあの言葉)
(確かに私は背が低くて困ることも多いけど……)
『お前の事を一番分かってる』
(そんな事……言われた意識しちゃうじゃん……)
私は水色で帽子をかぶって、蝶ネクタイをしたペンギンのキャラのぬいぐるみをぎゅっと抱えた
最後までお読み頂きありがとうございます
本作は仲川さんちの四つ子家庭教師とは違ってヒロインと主人公の二人をメインとした話です。
ちなみにヒロインは自分の母親をモデルに書かせていただきました。今高校生の自分より背が低いです。一応今作はからかい上手の高木さんやロシデレ的な感じの話を目指しています。これからよろしくお願いします。次回もお楽しみに!




