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hamburger of the secret  作者: タハヒタ・サハラ
3/3

第2章〜hamburger〜

朝、今日はいつもとは違かった。

いつものように、パンやコーヒーが出され

それをいつものように食べる。

一見普段とは同じように見えるが、

やけに静かで、いつもより空気が重く感じた。

僕は昨日の出来事について考えがまとまらずにいた。

でも、言ってしまったことは仕方がない。

食べ物を売るくらいなら大丈夫だろう。

何かあったときは周りの人が助けてくれる。

僕はそう考えることにしてを家を出た。

学校につくと、教室でジョンと目があった。

なにか話しかけようとしたが、言葉がなかなか出てこない。

気まずい雰囲気の中チャイムが鳴った。

あぶない、助かった。

そう思いながら、いつものように授業が始まった。


午前の授業が終わったので昼食を取ることにした。

食堂で昼食を食べていると、ジョンがこちらに向かってきた。

「昨日のことなんだけど、学校が終わったらいつものところで話そう。」

「う、うん」

ということで僕は、学校が終わったあとに例の秘密基地に行くことになった。


学校が終わり秘密基地に向かうと、すでにジョンが部屋で待っていた。

「ラン、遅かったじゃないか」

「ごめん、掃除してて、、」

部屋の中はとても静かだ。

外で吹く風の音以外には何も聞こえない。

意外と心地よかった。

そんな沈黙を破くかのように彼が口を開いた。

「昨日話したhamburgerの話なんだけど、

 hamburgerには5つの具材が必要らしいんだ。

 パティ(牛)、バンズ、レタス、トマトそして

 オイスターソース。」

どれもこの村で入手できそうなものばかりだったが、その中に知らない具材が混じっていた。

「オイスターソースって何?」

「あぁ、俺もこのレシピ出始めて知って

 調べてみたんだが、マヨネーズとケチャップ

 を混ぜたものらしい。」

おかしいな、マヨネーズとケチャップを混ぜたら

オーロラソースができるはずなんだけど、、、

「ハハッ、その顔オイスターソースなんてできないって顔してるぜ」

「えっ」

「お前ってホントわかりやすいよな」

そんな僕ってわかりやすいかなぁ

「まぁいい、オイスターソースなんだが、

 少し特殊な作り方をするんだ。

 だけど、オイスターソースは俺が作るから

 ランには別のことをお願いしたい。」

「べつのこと?」

「このレシピはこの廃墟の地下にあっただろ。

 だからこのレシピが生まれた経緯を知りたい。

 そこでお前に調べてほしいんだ。」

確かに僕は調べることが好きで、いつも本を読んで

調べ物をしている。

「分かった。僕がそれを調べるよ」

「おう、任せたぜ」

そう言って僕らは少し雑談をした後に

各自家に帰った。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ハンバーガー作れるといいですね! [一言] ランビー早く鬼モードになって
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