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ファイブ・エクソダス…アザン…アイカ

次話を読んでいただきありがとうございます。

これにて閉幕となります。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

◇ファイブ・エクソダス


西暦2021年、静岡県駿河湾に建造されたメガフロートの新材料研究所。

 そのメガフロートへ続く渡り橋道路を一人の男が歩いていた。

 彼の名は、龍神 充人…このメガフロート式、新素材研究所の研究員…ではない。

 渡り橋道路を開いている充人の背、陸地側から一台の車が近付く。

 その車は充人の隣に並んで併走して

「充人さん」

と、呼び掛ける二十代の女性がいた。


 彼女と充人の年の差は一回り違う。

 四十代の充人、二十代半ばの彼女、理菜は充人の歩く速度に車を併走しながら

「充人さん…一緒に行きましょうよ」

 充人は正面を見続けて歩き

「被検体と仲良くしているのは、良くないのでは…」

 理菜は、車を止めて

「私達は、そんなつもりはありません。貴方達、特別感応者(センスサイザー)は同じ未知へ挑む仲間です」

 充人は、あの鋭い眼差しで若い理菜を見詰める。

 理菜達、研究員は充人が苦手だ。

 充人には、まるで人ならざるモノの気配を感じてしまう。

 だが、理菜だけは果敢に、充人に関わっている。

 無鉄砲なのか、無謀なのか…。

 充人は、呆れつつ

「分かった」

と、理菜の車に乗った。



 新素材研究所の中核には、とある存在が保管されていた。

 特別な溶液が満たす、原子炉のような厳重な保管庫、その存在とは、エネルギー体結晶化したザダンの遺体が佇んでいた。


 黄緑色の人型の結晶体、これを研究所ではZADN

 Z Adam Dais Naturalbr…未知的初期存在

と、呼称されている。

 この富士山の地下か深くで見つかったZADNは、最初、周囲の物質を同じ結晶に変貌させて、巨大な結晶の塊と見つかった。

 直ぐに、解析をするも今の科学レベルでは、全く判別が付かない。

 そして、その接触した周囲を同じ物質に変貌させるので、危険と判断されて核弾頭で滅却される寸前に、充人がそれに触れて制御が可能となった。

 それから、このZADNの研究が始まった。


 そして…ZADNを研究する過程で、充人と同じくZADNを扱える者達が出現した。

 その特徴は、男性、年齢は四十代前後。精神疾患を持っている。

 軽度ではあるも、統合失調症や、認知障害、過度の過敏障害等。


 そのZADNを扱える人材が十三名、この新素材研究所に集められた。

 そして、度重なるZADNとの接触実験を行っていた。

 無論、安全性は考慮されて…とあるが…。

 所詮は人間がやる事。

 ZADNには、とある性質があった。物質を様々に変異させる性質を使って、どんな物質でも錬金術のように別の物質に変貌させる。

 それは…銀を金にするように、銅が鉄になるように、普通なら核融合でなければ行えない所業を、この未知の物質ZADNはやってのける。


 研究は、歪みだした。


 最初は、ZADNがどんな存在かの解明が、ZADNを人間に入れてどうなるか?

 人体実験に変わった。


 無論、反対する研究者がいた。

 だが、それの言い訳として研究費を出している大手企業のトップ、政治家、アメリカ並びにそれに不随する政治と軍備関係者は口を揃えて言う。


「多くの国民の為に、少量の犠牲は必要だ。それで多くの国民が救われるのだ」


「彼らは、障害者だ。社会に対して有意義な事をしない荷物だ。なら、社会の為に役立って貰うのは、当然だろう」


「全ては素晴らしい国家の為だ。それによって多くの国民が救われるのだぞ。正に尊い自己犠牲じゃあないか」

 

 ZADNと繋がれる彼らを…自分の肥やしにして、自分だけ儲かる為の算段しか言わない。


 人間は、権力のトップになれば、愚かになる。

 人間だから権力のトップには愚か者、悪魔がなる。

 それは権力を握った者の習性だ。

 上に立った瞬間、愚昧で鈍感で悪へ堕ちていく。

 昇り上がれば、後は…墜落するだけだ。


 権力者、全てのトップは何時も口に出していないが、全員が思っている。

 この世に生きる人間は、全て自分に使われて終わるのが幸せだと…。

 自分こそは特別だ。


 残念ながら、それは絶対にありえない。

 我も人、彼も人、故に平等。

 なのに、それを忘れて、権力者は己の欲望の為に満身する。

 それが愚かだと分からずに…その結末は…。


 そうして、充人を含めて十三人は、体内にZADNの破片を注入され、人体実験をされる。


 彼は愚かではない。自分が人体実験されていると理解している。

 そんな十三名が検査されて眠るカプセルの部屋の奥には、とある人物が佇んでいた。

 それは、人には知覚できない存在。

 それがニヤリと笑う。そして、カプセルに眠る十三人に見えないラインを引く。

 その十三人の中の一人、充人はこの存在の弟子である。

 充人を基点として、その存在の持つ力が十二人に伝染する。


 充人を合わせて、現在、ZADNの人体実験される十三人は、後々にこう呼ばれる。

 第一世代のファイブ・エクソダス(機神人種)と…。


 彼ら第一世代から、新たに二十名のファイブ・エクソダスが誕生するだろう。


 そんな不安を感じるかのように、十三人が眠る検査カプセルを見上げる中央室から理菜は、見詰めていた。

 その目は苦しみを現している。

「充人さん…」

 自分が裏切っていると理解している。

 こんな事、絶対にダメだ。

 そう思っているのに、逆らえない。この研究所の報酬は高額だ。中小の社長レベルの年収を超える。

 そして、何より…最新の機器と自分の望む研究が出来る。


 人間は、自分の利益になるなら、些細な事として目を瞑る。


 ましてや、彼ら十三名は、自分の肉親や友人と関係ない他人だ。

 

 人間は、己の利益の為に、倫理観を捨てられる。


 全ての責任は、命令する権力者が悪いと、言い訳して続ける。

「彼は、社会に対して何の有意義性も見出さない精神障害者だ。それを有効利用しているんだ。誰も文句は言わんよ」

と、権力者達が言った言葉を自分に唱える。


 だが、全員が分かっていた。何時か、必ず…こんな事をしていれば…。

 それを象徴するように、被検体の十三名達の目は、鋭く冷たくなっていく。


 十三名の実験の検査が終わって理菜は、充人のカプセルに来る。

「お疲れ様…」

 理菜は微笑むと、カプセルから起きた充人の目は鋭く冷たい。

 私達がやっている事を分かっているぞ!と言っているようだ。


 2021年現在で四十代前後の彼らは、ロスジェネ世代と呼ばれている。

 パワハラな上達や、無謀な政治家達のせいで、人が手にするべき人生…家族、友人、プライベート、資産、それを全て破壊された世代だ。

 地獄の世代と呼ばれている。

 そんな彼らが、次の政治の世代に立つ時代が来た。

 2020年オリンピックという浮かれた事しか考えなかった上の世代のツケが、今…襲い掛かってこようとしていた。

 この三十代半ばから、四十代半ばの世代にツケを支払わせて上の世代は消えるだろう。

 その時、この世代の者達は何を思うのだろう…。

 上の世代が振り上げた無能と愚昧のイデオロギー、一億総中流、バブル、経済、資本主義、素晴らしい日本、グローバル化、世界が一つになる理想。

 その全てが愚かに回り出し、今、終焉を迎えようとしていた。

 その犠牲となる彼らロスジェネ世代をどうすれば良いのだろうか?


 そんな不安が押し寄せる時代が迫っていた。

 きっと、下の若い世代は声高に叫ぶだろう。

 ロスジェネ世代を老害と…。

 社会に出て搾取され続けたロスジェネ世代は、何も産み出さない老害として排除されるだろう。

 その時、日本の社会はどうなるだろうか?

 上の世代にも奪われ続け、下の世代にも搾取され続ける彼らに未来は…。


 その絶望が、畜生、餓鬼、修羅、地獄を地球に誕生させ、ファイブ・エクソダス…機神人種とされる最高傑作を生み出した。

 全てを憎悪して、創造して、与えて、破壊する。究極の創成の生命体を。


 2022年、北朝鮮が日本の、日本海側のとある都市の遙か上空で、新型水爆を爆発させた。

 強烈な電磁パルスによって、その都市は麻痺して、影響がない周辺にも被害を拡大させた。

 それが、あのファイブ・エクソダスを産み出す地獄の母胎の始まりだった。


 理菜は充人の手を握る。

 冷たい。氷にように痛い。

 計測の体温は通常だ。だが…伝わる気持ちの熱量は…絶対零度だ。

 自分の心の熱量なんて小さいだろうでも、それでも

「充人さん。食事に行きましょう」

 少しでも人の温もりを伝えなければ…。

 そんな使命を理菜は、充人に持っていた。

 充人の目は冷たい。その熱量は届いていないだろう。



 ◇アザン


 一人の少年が岬の墓標に向かって行く。

 黒髪、どことなく中性的な十代半ば過ぎの少年は、岬の墓標に来ると

「おはよう、父さん。ルシーファおじさん」

 その墓標には、ザダン・オレクトスと、ルシーファ・オレクトスの名前があった。

 彼はアザン。

 ザダンとドゥルガーの息子である。

 ドゥルガーは、トオル達に保護されて、ザダンが最後に過ごしたこの港町で、アザンを産んで暮らしている。

 アザンが

「聞いてよ父さん。また、トオルおじさんが、変な道具を持って来て、大変な事になったんだよ。それに、最近、トオルおじさんの所へ遊びに行くと、200人もいる妻達から産まれた娘達に、遊んでって群がれるし…大変だよ」

 アザンは父親と話すように、父と弟の叔父の墓前に語る。

 そうしていると、不意に「アザン」と呼ぶ声が聞こえる。

 父ザダンがいる天国からの声かもしれない。


 そんな感じで気軽に話し終えたアザンは、墓前から離れて

「じゃあ、またね。父さん、叔父さん」

と、町へ戻る。

 アザンは優しい子に成長していた。

 ザダンが死んだ事を後悔する程に…。


 アザンは本当に幸せに愛されて暮らしている。

 父がどうして死んだのか…それは知らせていない。

 トオルは適当に、戦争に負けてザダンやルシーファとドゥルガーが逃れてこの港町に住み着いたと言って、その戦争になった惑星国家や、惑星連合達は、もう…存在しないと…。


 アザンは、そういう背景を聞いて…何時も思っている。

 優しい人間になろう。誰かを守れる人になろう。

 戦争の後遺症で亡くなった叔父のルシーファや、父ザダンのような悲しい人達を助ける人になろう。

 真っ直ぐと、優しく、暖かくアザンは成長していた。

 それが、母ドゥルガーの生き甲斐でもある。



 ◇アイカ

 私は、知っている。

 自分の名前は、アイカだ。

 誰からも愛される花であるようにと、母親が名付けてくれた。

 父と母は黒髪だ。でも自分は鮮やかな燃える赤い髪だ。

 別に疑問ではない。父シャカリアの母も赤い髪だ。

 母ファーティマの母も赤い髪だ。

 だから、私にそれが目覚めた。

 その程度だと…。


 だけど…それは…。

 私は18になった。

 優しく大きく暖かい父シャカリアは、このアルファイガを守る守護神隊の隊長だ。

 どんな相手だろうと、言い分を聞く。

 そして公平に。

 正に、素晴らしい戦士だ。 英雄級と思っている。

 そんな素晴らしい父に愛されて、私は色んな武術や力を身につけた。


 母ファーティマも優しい。

 私を愛おしみ、何時も抱き締めて包んでくれる。

 アナタが産まれてくれて本当にありがとう…感謝を母は…。


 そして、弟ラティアは父と似た優男風だ。

 優しすぎてちょっと情けない。

 でも同じ父と母から産まれた姉弟だと…この日まで疑わなかった。


 それはとある日だ。

 このアルファイガ宇宙の中心にある惑星居城へ、創成神王ガイア様に呼び出されて告げられた。

「アイカ…落ち着いて聞きなさい。アナタの父親は…シャカリアではありません」


「はぁ?」

 私は愕然とした。


 そして私は…全てを聞かされた。

 私の血を分けた人物が、前のアルファイガを収めていた神王達の謀略によって殺されるも、黄泉がえり、神王達に復讐を遂げて、今のアルファイガのシステム、超龍帝機神を創成したと…。


 本当に信じられなかった。

 聞いた後、直ぐに母と父に聞いた。

 二人は、苦しい顔をするも優しく話してくれた。


 私の血を分けたザダンという人物と母は、前から付き合い結ばれるはずだったが、強大な二大超越王の襲来によって、そのザダンは強大な力を覚醒、それを奪い利用しようとする為に、母と父を含めて前代の神王達が裏切り…。

 後は…ガイア様から聞いた話の通りだった。


 父も母も涙して謝る。

 ザダンを裏切った母は、自分の行いを後悔して、残してくれた私をどんな事をしても育てると、父も友を裏切った事に後悔して、母と共に私を育て上げると覚悟したと…。


 弟のラティアは、「そんなのウソだーーーー」と叫んで怒りを顕わにしていた。

 

 私は、呆然としてどこへ行くとも分からず、歩いていると…とある人と遭遇した。

 いや、その人は探していたらしい。

 その方は、前代の神王の一人、テスタメントの娘で、18のより三つ上の人だった。

 名はナディーオ。

 ナディーオは、父テスタメントがやった所業を聞いていた。

 父の死の理由と、その因果。

 ナディーオは

「アイカ、頼む。私に君の力を貸してくれないか?」

 私は戸惑いを向け

「私に…何が出来るんですか?」

 ナディーオは

「君は、ザダンの娘だ。君の中にはザダンの力が受け継がれている。だから、この超龍帝機神を作り出したザダンのエネルギー体結晶化の遺体を回収したい」

 私は厳しい目で

「そんな事をして…何になるんですか…」

 ナディーオは苦しい顔をして

「私は、甘いかもしれない。だけど…このまま、新たなこの世界を作った人が、絶望と憎しみを持ったまま死んだなんて、惨すぎる。回収して…アルファイガで弔いをしてあげたい。それが…父テスタメントがやった罪に対する贖罪だと思うから…」


 私は答えなかったけど、その後、必死に探してくれた弟と父さん達に見つけて貰った。

 弟ラティアは泣き腫らして、父も心配して怒ってくれた。

「こんな、自分を無下にする事をするな!」

 父も母も弟も、私を愛してくれている。

 だからこそ…過ぎった。


 私に命の血を分けてくれた実の父は、いまだに復讐の憎しみを骸に抱えて生きているのでは…。

 なら…やるべき事は…。



 それは吉日だ。

 赤く輝く全長七キロの超龍帝機神式、龍機戦艦レッド・ロンバルディア。

 赤く燃えるように輝く龍機の船体に乗り込むのは、七名。

 その艦橋には、その七人が座席に着いていた。

 七人は、アイカ、ラティア、ナディーオ、アイカの同性友人のミランとマスル、そして…シヴァの娘の子にしてナディーオの許婚アルダンと、その弟シャカテル。


 七人の次世代 女子四人のアイカ、ナディーオ、ミラン、マスル、男子三人のラティア、アルダン、シャカテル。

 彼らは、出航を声高に告げる。

 ナディーオ

「ゴッドディオン動力炉、点火!」

 ミランが

「出力、上昇、臨界突破」

 マスルが

「時空演算器ミョルズ、転移可能な時空を調査演算中」

 ラティアが

「各種、区間、及び戦闘、艦内管理システム、良好」

 アルダンが

「アイカ殿、さあ、ゾディファル(光輝書)に」

 シャカテルが

「ゾディファルのリンク、確立しています」


 アイカは、自分と数多なる時空を知覚できるゾディファルと繋がる。

 これによってアイカの中にあるザダンの力が共鳴する、ザダンの力…ザダンの痕跡を超高次元から探り当てる。


 艦橋にいる全員が渋い顔をする。

 反応はあるだろう。だが…その反応数は…桁違いかもしれない。


 そしてシャカテルが

「反応、確立、その箇所…」

 全員が固唾を呑む

「88箇所!」


 アイカの目に光が宿る。

「行ける!」 

 飛んでも無い数の反応数になっている可能性があった。

 自分の世代だけではムリかもしれいないと思っていた。

 だが、光がある、たったの88箇所を回ればいい。

 その何処かに、ザダンのエネルギー体結晶化した聖骸がある。


 全員がアイカを見て目を輝かせて頷いた。

 やれる! この世界の誕生に起因した者の聖骸を回収する任務、自分達でやり遂げられると!


 ナディーオは告げる。

「アイカ、掛け声をお願い」


 アイカは叫ぶ。ザダンに繋がる彼女だから言うべきだろう。

「これより、プロジェクト、ザダンリバースを開始する! レッド・ロンバルディア発進せよ!」


 着水している海から全長七キロの赤き龍機戦艦が発進する。

 それを、七名の父母祖父母達は見上げる。

 彼らに望みを、ザダンの聖骸を取り戻して、このアルファイガで弔う一大事業の期待を込めて!


 七人を乗せたレッド・ロンバルディアは加速、音速を突破、宇宙へ飛び出し、光速を突破、超光速へ突入して、時空間転移した。

 最初の反応に目がめて、進軍するのであった。



 それを超高次元から見詰める三人がいた。

 収天螺王トオルと全事顕王スベルに、その隣には、三眼を持ち燃える黒髪を持つ不可説不可説転の宇宙達を背負う□□□□□だ。


 トオルが

「どうするよ…」

 スベルが隣にいる□□□□□を見て

「どう転ばすつもりだ? □□□□□」

 □□□□□は微笑み

「*`+LLK**`++P+**+**LL*」


 トオルは顔を引き攣らせて

「マジで…」

 スベルは額を抱えて

「仕込みをどする」

 □□□□□は、とある宇宙を指差す。

 それは、□□□□□と、進化の権化に、抱擁と慈愛の女神、鮮烈の女神の寵愛を受ける彼がいるアースガイヤの宇宙、聖帝ディオスがいる宇宙だった。


 トオルは顔を引き攣らせたまま

「まあ、いいか…丁度よく、ファイブ・エクソダスのアイツも関係しているしなぁ…」

 

 だが、□□□□□は、聖帝ディオスだけの宇宙だけではない。それに繋がる宇宙、時空達も示していた。

 □□□□□は、優しく口で微笑んだ。

「汝の旅に幸いあれ…」


最後までありがとうございます。

これから先、アイカ達の旅は続きます。

きっと、彼女達なら見つけるでしょう。

それは後々として、ここで閉幕とさせて頂きます。

では、読んでくれた方々に感謝を、ありがとうございます。

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