僕の記憶
前回の続きで、零の子供の頃の記憶をベースに書きました。
見てくださると嬉しいです。
____それから僕は、近くの警察官に家まで届けられた。そして布団の中で目覚めると、ドア越しに誰かが話しているのが聞こえた。襖越しに聴いてみると、こう聞こえた。
「ねぇ、あなたやっぱりあの子気持ち悪いわ。見えないものを見えると言って、ここにいるんだよって言ってくるんですよ。」
「見えないものが見えるって言うのは、私たちとは違うのかもしれないね。前の奴らが話していた事と同じ事を言うから....やっぱり、どうも気味が悪いな...」とひそひそと話していた。
すると、おばさんの不満が爆発したのか。
あなたは、何もわかっていない。あの子のせいで咲空が他の子供にからかわれているんですよ!とおばさんはそういっておじさんに怒鳴り付けた。僕は怖くて隠れていた、その様子を見ていた彼女はあんたのせいで、あんたのせいで、家族がバラバラになってしまったんだから!と彼女は僕に言い張った。彼女の中で何かが壊れてしまったんだと思う。
そして、彼女なりに必死に家族を繋ぎ止めようとした一言だったんだと思う。
そう思うと、僕の居場所はここにはきっと無いだろうと子供ながらに思ってしまった。
_____それから、僕は始めいたところから次のところに行き、そこでも色々なことがあった。でも友達と言える妖怪どもにあったり、遊んだり話したり、たくさんのことをした。
今まで何回かの転校があったが、今の場所が一番気に入っている。初めて人間の友人ができたのだ。親戚にたらい回しをされてやっとできた友人や仲間で友達の妖怪たちとの交流や遊びの部分でも僕は、大切な人達との出会いや別れを感じていき、そしていつか誰かと笑い会えるようにしていきたいと思っている。
また、間を見て書いて行くのでよろしくお願いします。