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冒頭書きなぐり集  作者: 石狩 真冬
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ニート・ミーツ・アフロディーテ


多分、これが一目惚れなんだろう。




「艶やか」という一言で済ませるにはあまりに言葉足らずだと思わせるほどの、美しい黒髪。


今どき珍しい、全く染められず、巻かれず、あるがままの姿であるがままに彼女を飾るそれに、女性に対する免疫がないに等しい自分だったから目を奪われた、という訳ではないのだろう。

いつの日かネットで見かけた押絵を思い出させるその黒髪は、アーモンド型の大きな、けれど涼やかな瞳と、彼女は輝いているのではないか、なんて思わせる真っ白な肌によく映えている。

なにより、きっちりと切りそろえられた前髪とハーフアップがあまりにもタイプのど真ん中だった。

そんな彼女は今、口元にやさしい微笑みを湛えて自分を見ている。


ありがとう、神よ。僕はなんて恵まれているのだろうか。

こんなに絵に描いたような自分の理想の女性に会えるなんて。



ただ一つ、いただけない事があるのです。神よ。




なぜ彼女と僕を『ニート』と『職業安定所員』というカタチで巡り合わせたのでしょう。





大学を中退した後、どこに出しても恥ずかしくないような立派な自宅警備員もとい親のスネかじり虫になっていた僕は、大いに喜び、そして大いに後悔した。

プロットばっかり溜まって単発のネタとやる気がでない今日このごろ。

流石に1ヶ月も筆が進まないとは思いませんでした。

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