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純粋詠唱

 魔法体系の一つの『純粋詠唱』について

 純粋詠唱は最も古い魔法の形態で、詠唱詩によって世界の『命』に直接呼びかけて、魔法を起こす。

 世界のあらゆるものには、『命』(魂)が宿っている。

 純粋詠唱の魔法使いは、その『命』の魂と自分の魂を共鳴させて、『お願い』することで魔法を発現する。


 その『命』の声を聞くこと、『命』に呼びかけることには才能が必要となる。

 かつてこの相手の気持ちを感じ取る才能は、全ての人間が持っていたと言われるが、相手の本心を知った人間が相手に反感を持つような汚い心を持ってしまい、争いを始めた時に、この才能は慈愛の神ルナエルによって封印されてしまった。ルナエルの封印は、他人を愛し優しく出来る人は解けるようになっており、そのような人間だけが純粋詠唱の魔法使いとなれる。

 純粋詠唱は感性が豊かでないと、命の声が聞こえなくなるので、自然や他人に対して心を開くことが大事である。


 なお、詠唱詩は必ず必要と言う訳ではなく、『命』と対話する才能が高ければ、想うだけでも魔法が発現出来る。ただし、そのような才能を持つのは、純粋詠唱を扱う者のほんの一割程度と言われる。

 また、詠唱は純粋詠唱以外の魔法使いでも術式構築や精神集中のために行うことが多い。

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