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龍語(ロンユ)
ドラゴン達が発音しやすいように改良した龍言語。
ドラゴン達は、他の竜族と比べても独特の発音器官を持っていたため、ラグナ語はおろか龍言語すらも、習得に苦労していた。
そこでドラゴン達は龍言語を自分たちが発音・記述しやすいように改良していったのが、龍語もしくはドラゴンロアーと呼ばれる言語である。
龍語は、語彙・文法ともに中国語と同じである。
独特の発音であるため、慣れ親しんだ者以外には発音し辛く、聞き取りも困難である。
この言語は竜族が追いやられたエアスト大陸で長く使われており、誓歴になっても一部地域では共通語と共に日用言語として扱われている。
龍言語から派生した言語であるので、こちらも自然への影響力を持つ。龍言語と比べると、あちらはより繊細で器用な術式を展開出来、こちらは荒くなるが強力な術式が展開出来る。
魔法陣にもよく使われる言語であり、魔術師には馴染み深い言語と言える。