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ドロシィ(Dorothli)

 ドロシィについての説明です。

 ハルモニィ、ベアストと同じヒト属の生物だが、知性と魂がないと言われ、自我を持って行動することはできないと言われる。平均身長は男性で180cm、女性で150cmと男女差が大きく、見た目は美しい者が多い。

 寿命は存在せず、生命活動を半永久的に続けられるが、食事を取れないとすぐに死亡してしまう。ドロシィは動物の体液しか消化できず、吸血や吸精などと呼ばれる、相手を傷つけることで生命エネルギーであるマナを直接奪う食生活である。そのために、吸血種として他の種族に恐れられ、他の種族を襲って生活していたという時期もある。


 ドロシィは自然に進化して誕生した種族であり、種族として数を増やした後から神との交流が始まる。その最初のコンタクトは、何も特徴を持たず当時の生物の中で最も脆弱だったドロシィを憐れんだメルスが彼らを奴隷化し、力を分け与えたことである。

 その後、ロキエルはドロシィの神に近い形態に興味を抱き、神のように心と魂を与えたらどうなるかということで、ベアストとマキナとフェアリーが品種改良されて種分化したと言われる。またハルモニィもドロシィから選ばれた種であると言われる。


 感情が薄いことや奴隷として扱われた期間が長いことから、ドロシィ(古代ラグナ語で『人形』)と名付けられたと勘違いされているが、実際にドロシィと名付けたのはメルスであり、人形のように可愛くて側に置いておきたいというのが本来の由来である。


 自分達を保護してくれたメルスへの信仰が篤いが、それが儀式化するようなことはなく、自分達が生きていくことが神への信仰の証だと思っている。


 人間の中で、時代による人口変動が最も多い。というのも、多種族に迫害された時期が長いためである。神暦、聖暦、誓暦では比較的人口が多く、全体の一割から二割程を占めていたが、その他の時代では絶滅寸前にまで数を減らしたこともある。

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