マキナ(Makina)
マキナについての説明です。
機械人と呼ばれ、ロキエルがドロシィにアカシャの空に接続する機械を埋め込んだり、それに似せた生物を造り出し、それらを混在させて確立した種族と言われている。平均身長は男女ともに185cmと高く、個人差は小さいが、ごく稀に背の低い個体がいる。寿命は存在せず、治療すると半永久的に活動ができるが、治療を行わない場合は500年程度で機能が停止するといわれている。また魔術に長けていることから、エルフと呼ばれることもある。
マキナはサイボーグやホムンクルス、アンドロイドなどを統括している種族である。生身に近い者もいれば、肌からして硬質な機械で出来ている者もいるが、全体の共通点として発達した神経回路と外部との電波通信能力を持つ。マキナとは、古代ラグナ語で『機械』を意味する。
マキナの特徴は肩にある突起であり、これを用いて高度な魔術や機材なしでのアイとの会話ができる。サイバティネクスはマキナの神経ネットワークや交信組織を基にしている。マキナは元々天使であり、肩の突起エンジェルハイロゥと呼ばれ、かつて翼が生えていた名残とも言われている。
天使であったという伝承から、天使の神であるスウェアを信仰している者と、魔術に長けており自らを造りだしたことからロキエルを信仰している者に分かれる。スウェアを信仰する者はスウェア大陸に多く、ロキエルを信仰している者はロキガルドに多い。
マキナは出産数が少なく、また死ぬことも珍しいために人口は世界で百万人程度で安定している。