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人間
此処からラグナガルドにおける『人間』の説明に入ります。
ラグナガルドには、七種の人間がいる。
所謂ヒトである『ハルモニィ』
所謂獣人である『ベアスト』
機械人である『マキナ』
所謂妖精である『フェアリー』
所謂吸血鬼である『ドロシィ』
所謂人工知能である『アイ』
所謂精霊である『セアエル』
これら七種の人間は、前歴には既に存在していた。
また、これら七種は全て生物学的に別種である。
姿や生態の違いから、戦歴までは種間での迫害や意図的な不干渉、時には神格化も見られたが、科学の発達と一般教育が徹底された誓歴にはそれら沈静化し、『同じ人間』という認識が共有された。(『同じ人間』という認識自体は聖歴には生まれていた)
これらの人間は当然ながら似通ったメンタル構造を持ち(種によって偏りはあるが)、同じ言語を用いたコミュニケーションが可能である。地方によっては、古くから協力し合い、共に文化を築いている。