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アルファルド(Alfald)

 海を司る智慧と繁栄の神アルファルド

 創世神の中で大きな三つの卵の一つから生まれた女神がアルファルドである。その名前は古代ラグナ語で『孤独』という意味がある。

 彼女は海属性を司り、智慧と繁栄の神格を持つ。アルファルドを象徴するのは槍と真珠、瑠璃であり、瑠璃色をスピリチュアルカラーとしている。また9月を統治していて、穏やかで智慧を神格とする彼女が統治するこの月は学問を始めるのに相応しいとされ、学期の始まりになっている。

 リンドヴルムの姿を持つ神と伝えられている。リンドヴルムは竜属の一種であり、遊泳に優れ、四肢が鰭に変化しており、水中から顔を出さずに生きていくことも出来る。


 その姿は『温和にして母を穏やかさを微笑に浮かべている。夜の海にも似た髪をたゆとわせ、昼の移ろう海の色を湛えた瞳は麗しく、肌は真珠の如く滑らかである。幾重にも折り重なった衣はその豊満な体躯を包み込んでいる』と称される。


 創世神で始めて子供を宿した女神であり、彼女が原因で世界初の戦争が起こった。

 その戦争を止めるために、自ら身を捧げて槍となり、ロンとトゥバンの怒りを納めたとされる。その後、彼女が残した槍はロンとトゥバンの願いによってロキエルの手で最初の星座となり永遠の存在となった。彼女はこれ以降星となって二人と自分の子孫を見守っている。

 その後、彼女の地位には娘のアローネが就いた。アルファルドは創世神の中で真名が判明している神であるが、その真名がアローネであるために後世では娘と混合された。


 彼女は智慧を持って、幼い創世神が対面した問題を解決していった。

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