三領属性
天・海・地の三領属性について。
天・海・地はそれぞれ九円属性の内三つの属性が付属している。そのため、九円属性を分割する領域ということで、三領属性もしくはレルムと呼ばれる。
三領属性を持つ術者は、それぞれに属した三つ属性も、その付属属性を天性の属性として持つ術者と同様に、時にはそれ以上に扱える。よって、生まれながらに三領属性を持つ者はエリート視されることも多い。
天の属性は、マナの収束と発散で定義され、同時に心を表す属性でもある。雷・風・炎が付属し、雷は地のレルムに近く、炎は海のレルムに近い。
十六の創世神では、真理と現実を司る龍神ロンが当てられており、天空と知性を扱う魔法が充実している。
海の属性は、マナの共生と融解で定義され、同時に魂を表す属性でもある。癒・水・氷が付属し、癒は天のレルムに近く、氷は地のレルムに近い。
十六の創世神では、繁栄と智慧を司るリンドヴルム神アルファルドもしくはアローネが当てられており、海洋と感情を扱う魔法が充実している。
地の属性は、マナの封印と解放で定義され、同時に体を表す属性でもある。晶・土・金が付属し、晶は海のレルムに近く、金は天のレルムに近い。
十六の創世神では、破壊と統治を司るドラゴン神トゥバンが当てられており、陸地と物質を扱う魔法が充実している。