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LvUp/進化し続ける男

《一定の経験値に達した為 Lv2に上昇しました  SPを10獲得しました》


今まで沢山のゲームをプレイしてきた。


ドラゴン的クエスト 最後のファンタジー 等々等々。


トータルで言えば、千近いLvを上げている自信があるが・・・。


「まさか自分のLvが上がる日が来るなんてな・・・」


遠い目をしながらもけり続ける。


屠った敵の数が十数体を超えた頃、頭の中で再びあの音声が響く。


《一定の経験値に達した為 Lv3に上昇しました  SPを10獲得しました》


再びLVが上がったようだ。


その後、数匹のウサギを倒すと辺りにウサギの姿が消えていた。


「何とか追い払えた」


草原に座り込みながら辺りを確認する。


とげのように地面に刺さっている角を確信していると角5本に1つ程の割合で毛皮のようなものが落ちていた。


「角のドロップ率が100%として毛皮は20%くらいのドロップ率かな?」


拾い上げようと角に触れると、淡い光を放ちながら右のポケットに吸い込まれていく。


「うわっ」っと悲鳴を上げながらもあわててポケットを確認すると、カードの様な物が入っていた。


薄い金属で出来ているようなカードには、情報のようなものが書かれていた。


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名前 木村きむら 有斗ありと

性別 男

年齢 15

種族 ヒューマン(レア)

Lv  3


【技術スキル】

蹴技Lv3 平衡感覚Lv1


【装備】

なし


【持ち物】

ホーンラビットの角 ×17

ホーンラビットの毛皮 ×3


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「SPか」ポツリと呟きながら昔読んだラノベを思い出す。


「ラノベならこんなときはアレだな」


少しやけになりながら叫んだ


「ステータス オープン!!!!」


数秒たち失敗かと思い始めたこと唐突に目の前に半透明のウィンドウが現れる。


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HP 489/500

MP 50/50

筋力 160

俊敏 170

精神 160

幸運 80


SP 20


【スペシャルスキル】

なし

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HPを消費している以外は問題ないな、おそらく疲労もHPに含まれるのだろうと解釈し作業を始めた。


手始めに、ウィンドウを漁っていると【スペシャルスキル】の欄がタッチできることに気がついた。


いろいろなスキルの名前と数字が並んでいた。


どうやら、SPをつかってSSスペシャルスキルを獲得するようだ。


ためしにサーチ【5】を習得するとSPが5減少し変わりにSPの欄にサーチLV1が追加された。


漁っているときに発見した右上のバツボタンでウィンドウを消しサーチと唱えてみる。


が発動しない。


「対象物を決めないと発動しないのか?」


近くにあった草を手に取り再びサーチを発動する。


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名前 リリアム草

効能 猛毒10gも摂取させれば2週間は寝たきり。

-----------


「怖すぎるだろ」


リリアム草を握り締めているとふいに光りだしたので急いでリリアム草を投げ捨てる。


「なるほど手に持っているとカードに収納されるのか」


どうやら収納したアイテムも任意のタイミングで取り出せるようだ。


残りのSPを消費するためウィンドウを開くとSSが増えていることに気がついた。


エリアサーチ【6】とサーチLV2【7】である。


「たぶんサーチを覚えると派生するんだろうな」


残りのSPを


エリアサーチ【6】

サーチLV2【7】

翻訳【2】


に割り振った。


異世界らしいこの世界で、言葉が通じなかったら詰みなので真っ先にでも降るべきだったと。


翻訳に残りのポイントで割り振った。


リリアム草を拾い


「とりあえず、サーチ」


------------

名前 リリアム草

効能 猛毒10gも摂取させれば2週間は寝たきり。

テグリス草の花の汁を混ぜると無毒になり少量のMP回復薬になる。

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「閲覧できる情報が増えている」


効果を実感しながら次のssの準備にに移る


「エリアサーチ」


ウィンドウが展開しに円形状のマップが現れる中心には矢印で俺が描かれ、


ほかにも赤い点が複数存在するどうやら敵性生物のようだ。


そのうちの一つがものすごい速さで後方からこちらに向かってくる。


振り返るとそこには・・・。


俺の三倍はある。6本足の角付きウサギさんがこちらに向かっていた。


「いやぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」


この世界に来て初の絶叫である・・・。

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