戦場の怖さ
この世界は何だかなのは
未だに定かではないが
分かる事は国を攻めてくる相手がいて
それを防ぐのが我ら国みたいだ
戦場がある限り一生続くものだと
思っている
何かを抗ってる様子が見られる
誰と戦って 誰に認めて貰いたくて
なにをしたいのかは
自分は未だに分からないままだ
「よっ、クリファー 今は一時休戦だが
俺達にはまだまだやることはある訓練して
強くなるんだ」
この男は第7部隊 4隻のカーリー・ダンテ
俺と余り変わらない年齢だ
「なにいってんのよ、戦場に休みなんて無いわ
とっと、食べて訓練するのよ」
この女性は先程俺の事叱ったり 面倒見がいい
姉御的な存在 シベル・カルナ 第7部隊の4隻隊長
「俺、まだ記憶が無いから⋯何が何だか⋯ごめん」
そう、これを通してやるしかない
訓練は特に大の苦手なのにまたやるのかと
つくづく思っている
(あ、俺は相田翔吾だが ここではクリファー・カル
第7部隊の4隻 )
まぁ、来ちまったもんは仕方ないとしても
人の欠損とか血塗れ見ると吐き気が止まらない
医者って凄いなって毎回思う
何千 何万という患者の血という物に携わっているから
訓練は朝から夜まで続いた
スクワット五十 構内十五周
体幹トレーニング1時間
これを三セットがお決まりらしい
警報の音が鳴り響いた⋯
鳴る方へ向かってみると
厳つい隊長ぽい人が喋りだした
第1部隊 総合隊長
シベル・ガンギベル
シベル・カルナの父らしい
そりゃ、叱り方や喋り口調は似るもんだと
確信をした
「次の戦闘は3日後 戦闘機の整備整った際は
いつでも出陣出来るように準備をするように」
顔は厳つい分言い方も厳つく思えてきた
この先どうなるのやらと緊張が止まらなかった
俺は⋯夜寝れるのかさえ心配なって眠れもしなかった