序章
…やぁ、初めまして。
唐突で大変申し訳無いんだけれど、紙面の前の君たちにとある質問をしてみたい。答えてくれると、嬉しいな。
…あ、答えてくれるの?ありがとう。
じゃあ早速なんだけれど…、君たちがふとした瞬間に「可愛い」って思ってしまうもは、一体どんな子だろうか?
ふわふわ不思議ちゃん?それともキラキラギャル子?っあ、、クールツンデレっ子とか?
…ははぁ、成程?確かにそういうタイプの子、可愛いなってつい思っちゃう事あるよね。俺もきっとそう感じると思う。多分。
…ん、俺?そりゃ、俺にも勿論、そういう所謂”好きなタイプ”くらいあるよ。ちょっと友達とは違った感じかもしれないけれど。
…えぇ、気になるの~?
…しょうがないなぁ、そんなに聞きたいのなら教えてあげる。俺が可愛いって思うのは…。
「んぁぁ…、ねむ…」
…あ、ほら、ちょうど今教室に入ってきた子の様な、無自覚・天然系の可愛い格好の方が違和感なく似合ってしまう、少々小柄な”男の子”
(はぁあああ…。今日も可愛い通り越して尊い…!何で萌え袖なんかしてんの…?似合いすぎ…、しんどい…。え、かわ…)
彼は___冴島 湊。俺が未来永劫推し続けたいとまで誓った、とても可愛らしい”男の子”です。
________ 以上、陰キャぼっち君からの脳内演説でした。
「かわいいあの子は、俺の推しくん。」、連載開始であります!執筆頑張るぞ~!