第1章:謎の老人
-キャラクター
メイン
小田優斗 (主人公) 根暗 静か
鈴木光 (優斗の親友) 外交的、優しい
あやせ 綾瀬ひまり(ヒロイン) 明るい 勉強が苦手
さとう 佐藤愛(ひまりの親友) 優等生、おしとやか
異世界
ルナ おとなしいが頼りになる
マルディー 見た目は怖いが優しい
海斗 色んな事をそつなくこなせる天才だが手先が不器用
サブ
広宮海斗 優等生で霊感がある
大野先生 厳しい理科の先生
老人 楽観的、怪しいペンダントの元所有者
"ゴトン"
自動販売機から出てきたももいろはすを飲む僕はどこにでもいる、普通の学生だ。ちなみに名前は小田優斗。僕は変化を求めない。僕は特別幸福でもないし不幸でもない。ただ単に大人になるのを待っていた。そんな時僕は老人に出会い不思議なペンダントを貰う。これはそんな冴えない僕の冒険書だ。
"ねぇ、今幸せかい?"
突然、老人が僕に聞いた。
僕は数秒唇を噛みこう言った。
"普通です、宗教勧誘ですか? 僕は宗教には興味がないです。"
"ははは、面白いことをゆうね、安心してわしは勧誘なんてしておらぬ。"
"じゃあ、要件は?"
"ただおぬしが暇そうだったから話しかけただけじゃ"
"失礼ですね、、、まぁ暇でしたけど"
"図星か、ははははは"
"俺と話してると寿命縮みますよ"
"まぁわしの寿命はあと2年だってね〜ははは、 お年寄りにしちゃ長生きだよ"
"何歳ですか? それに余命2年ってなんでわかるんですか??"
"わしは胃がんのステージ3で体が弱いから抗がん剤が受けれなくてな~。ちなみにわしは今年で96じゃ。"
"長生きじゃないですか、もう死んでも悔いがないですか?"
"まぁな、、わしのことを心配している心やさしい少年にこれをやるわい。"
"学校で冷たい無愛想な人って言われてるんですけど。。"
"っはははは わしの印象は真逆じゃのう"
老人は爆笑しながらペンダントを取り出すと
"絶対に開いてはならないが飾りにでも使ってくれ、話してくれてありがとう"
老人は微笑みながらローソンへ姿を消した。
俺は不思議なペンダントを首にかけた。
いまいち開けてはいけない理由が分からないが俺は大人しく老人の言うことに従った。