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おっさんの徒然エッセイ

下手くそビートボクサーのなんちゃってビートボックス講座

まあ、初心者の方や、始めたばかりの方向けです。

ガチの方は笑って許してやってください(笑)




 皆さん、ビートボックスはご存知でしょうか。

 ヒカキンのお陰で一般の方でもビートボックスを知っている方も増えましたが、知らない方もいるかもしれませんね。

 以前に若い方でヒカキンが変顔ゲーム配信者で、音楽関係の動画をあげていると知らない方とやり取りした時も、ヴォイパは分かるけど、ヒューマンビートボックスは知らないようでした。


 ヒューマンビートボックスは名前の通り、音楽を構成する、リズム、コーラス、メロディの全てを、喉、口、鼻だけを使って表現する技術と、その技術を使って表現された音楽のことです。

 ヴォイパことヴォイスパーカッションは、この中のパーカッション、つまりリズムパートのうちの打楽器音だけを担当することを指しますね。

 リズムパートもパーカッションのほかに、ベース音や電子音やハンドクラップのような手拍子音などもあります。


 コーラスやメロディはストリングスやスクラッチ音、電子音にと多岐にわたり、ビートを刻みながら歌い、さらにそこにスクラッチを挟むなんて高等テクもあります。


 このほかに特殊音として、EDMのような電子音や、サイレンの音、鳥の羽ばたく音や、水の流れる音、水の落ちる音など、プレイヤー独自の様々な音があわさります。

 筆者は昔、蓄音機で再生される音を再現するビートボックスでびびった記憶があります。針がこすれるズズズって音を出しながらビートボックスしてるんです。声帯が3つくらいあるよな、この人ってなりました(笑)


 さて、文字だけでどこまで説明出来るか、そもそも独学で下手っぴな筆者の講座が役に立つのかわかりませんが、基本からお話していきます。

 これを読めばあなたもビートボクサーになれるかも(笑)


 

 と言うことで、基本の基本、ヴォイパをやっていきましょう。

 ここではドラム音を出す方法を解説していきます。


 その前に。

 ビートボックスには有声音と無声音があります。

 有声音

 文字通り、声を出して出すビートです。

 無声音

 声を出さず、舌打ちや、息の出し入れで唇を震わせたりして出します。


 で、まずはドラムというか、リズムに必要なのは「キック ベース スネア」ですね。これを覚えればリズムがつくれます。もっと言えば、キックとスネアとタムタムを覚えて、出来たらシンバルも出せると完璧です。


 はっきり言えば音が2つ出せればビートボックスは出来ます。筆者は下手くそなので、多分出せる音は30も無いです(笑)

 数えたこと無いのでもっと出せるかもしれませんが、良く使うのはせいぜい20ちょいくらいなので。


 さて、では基本の基本なキックからいきましょう。

 キックとはドラムの下側、一番おおきなバスドラムやベースドラムと呼ばれる部分のことですね。

 フットペダルで叩いて一番低い音が出るドラムです。

 この音は有声音で出します。

 練習方法として、まず ボッ でも ドッ でもいいので口で言います。

 で、このボッ という音から母音を抜いていきます。どういうことかと言うと、ボってBOじゃないですか、このOの部分を無くして人間の声っぽさを無くしていくんです。

 極端にいえばボオッ って早く言ってる状態からオッをとっていく、この時に息を吐き出しながらボッって言うといいです。

 この音から母音をとる有声音はビートボックスでは良く使うので感覚を掴むと、50音全てで出来るようになります(実際には「す」と「つ」などはほぼ同じ音になってしまったりしますが)

 

 これが出来るようになったら、すの音で すーと言いながら母音を抜くとフットシンバルの開いた状態の音になります。 すっすっ と刻むと閉じた状態の音も再現出来るので、これだけで

 ボッボッ すっ ボッ すー

 みたいなビートが出来ます(わかりづらいな(^-^;)


 さて、ここまでついて来れた忍耐強いあなたに、次はスネア音です。

 スネアとは打面の裏にスナッピーという硬い音が出る金属板やワイヤーが張り付けられたドラムで、カッカッ とか コッ コッ なんて音が出ます。

 スネア音はビートボックスでは様々な出し方があり、音も豊富なんですが、今回は簡単に出来ると思う方法を。

 で、スネア音はだいたい無声音です。

 えー、では簡単な方法、皆さん痰が絡んだオジサンがやる「カーッペツ」ってあるじゃないですか。

 あれのカーッの部分は吐き出し音のスネア音です(笑)

 で、カーッって伸ばさずにカツって刻んであげると、2種類のスネア音ゲットです(笑)

 で、少し難しくなりますが、これを息を吸い込んで行うと吸い込み音のスネアになります。

 吐き出しの時は喉の奥の痰を切るために吐き出す息を喉の奥に当てるんですが、吸い込みの場合は逆に吸い込んだ息を喉の奥にあててください。

 練習としては、最初は口の中の息を奥に吸い込みながら、喉の奥を締めるといいと思います。それが出来たら、外から息を吸いながらやってみましょう。

 ここまで出来れば、ドラム音は大抵再現出来ます。

 あとはタムタムなんですが、これは有声音でポン、とかトッ って感じの音を音程の高低をつけながら出せば感じが出ます。


 いかがだったでしょうか。

 参考になれば幸いです。


 良かったらやってみてください。

 まあYouTubeで動画見たほうが分かりやすく説明してると思いますが(笑)





 

お読み頂きありがとうございますm(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[一言] ふんふん、と拝読しながら口に出してみました。 愛猫家さまの文章だと、わかりやすく丁寧なので、なんとなく出来そうな気になって……。 結果。 ボッボッボッ、と一人でスマホに向かう、怪しいババ…
[一言] ちょっと、やってみたい気分にはなった。
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