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Side:セレナ

side:セレネ

あれからしばらく捜査したが、自爆によって通路が所々塞がれてしまったのだ。


「…ん。シルビィ見つかった?」

「見つかりません。ただ、ご主人様とのリンクが切れていないので,生きているのは確実だと思います」


シルビィはレイは使い魔であるため,主であるレイからのつながり――つまり,魔力の相互供給ができる。そのつながりが切れていないという事は、

ひとまずの安心できる事だった。


「スレア様! レイナ様!どこにいるのですか!? 返事をしてください!」


エルザは半狂乱になりながら,事態が飲み込めていない様子だ。


「……ん。エルザ落ち着く。レイ達は生きてるから大丈夫」


エルザは半狂乱になって辺りを見回している


「大丈夫って……、中層以降は凶悪なモンスターがたくさんいるんですよ!?」


「レイがこの程度のダンジョンに苦戦するはずがない。私達がすることは,早く報告して調査隊を出すこと」


「ご主人様が死ぬとは思えませんしね」


「ッ!――――。……そうですね…。そうしましょう」


エルザもここで喚くほど状況が見えていないわけではない。ここは一旦帰還することで意見が一致した.




――――――――――――――――――――――――



「……と言うわけで、申し訳ございません。シャルロッテ様。事が終わり次第、どう処罰していただいても構いません。ただ,見つかるまで猶予をいただけないでしょうか……?」


ことの状況を説明し終えたエルザが顔面蒼白にしながら,頭を下げている。



「そちがセレネとシルビィか。今回の状況をどう見る?」


スッと目を細めながら,セレネに話しかける


「モンスターが黒い霧を纏うなんで,普通では考えられない。裏で糸を引いている奴がいると思う」


「ふむ。最近、派閥間でも争いが激化し始めておる。その一環だとすれば……事は重く見なければならないの」


しばらくの沈黙の後,機を見てエルザが話し出した。


「シャルロッテ様。調査隊の編成許可をいただきたく思います。必ず見つけ出して見せます。どうか、お願いしたく……」


「ふむ。即座に調査隊を組むのじゃ。近衛部隊からも人を出す。即座に調査に乗り出せ」



「はっ。かしこまりました。必ず見つけ出さして見せます。」









「頼むレイ。必ず2人とも連れて帰って来てくれ……。お主ならきっと……」


その呟きを聞くものは誰もいなかった。

なかなか筆が進まず、かなりの年月が経っていました。のんびり投稿を再開しようと思います。

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