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仲間の為に  作者: 天楓
第一章
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追悼

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パァッ


私達は無事別世界に移動したようだ。


『お母様大丈夫??』


「えぇ。」


私は周りを見回した。


『ここどこだろう。』


【ここ】は緑の芝生が一帯広がっていた。


『とりあえず、お父様埋めよう。』


「そうね。」


ポワンッ


私は魔術で浅く、又深く穴を開けた。


シャランッ


そしてお父様を移動させた。


『安らかに眠ってね・・・』


「安らかにお眠りください。」


横に来たお母様は悲しそうに言いながら手を合わせ、目を閉じたので私も習って手を合わせ、目を閉じた。


「・・・さ、このままじゃ龍牙(りょうが)、寒い思いするから土をかぶせましょう?」


『うん・・・』


私達は龍牙(りょうが)の死に対して涙を流しながらも優しく土をかぶせ、埋めた。


『いつまでくよくよしてたってしょうがないね。前に進まなきゃ。』


「・・・そうね。行きましょう。又会いましょう龍牙(りょうが)。」


『ばいばい。今までありがとう。お父様。』


こうして新たな世界で柚姫(ゆずき)(りん)は旅を始めたのだったーーー

追悼→ついとう、と読みます。

死者の生前をしのび、その死を悲しむことを意味します。

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