戦艦 フッド
【HMS Hood】
・艦として
・艦種:巡洋戦艦
・艦級:同型艦なし(アドミラル級一番艦とも)
・前級:レナウン級
・次級:なし
・建造:クライドバンク造船所
・進水日:1918年8月22日
・所属:グランド・フリート
・全長:262m
・最大幅:32.70m
・基準排水量:42,000噸
・対艦兵装:BL 15inch MkⅠ 連装×4 QF 4inch MkXVI 連装高角砲×12
・対空兵装:QF-2pounder 8連装高角砲×6 ヴィッカース 0.5inch 4連装機銃×12
・対潜兵装:なし
・搭載機:約3機
艦名はアメリカ独立戦争やナポレオン戦争で活躍したサミュエル・フッド提督より。この名前の使用は三度目。ただし初代フッドの由来となったフッドは別人である。第一次世界大戦終結後から第二次世界大戦序盤にかけて、大英帝国の象徴であった。
本艦が起工されたのは第一次世界大戦の真っ最中であり、アドミラル級巡洋戦艦一番艦として建造が進められた。しかし建造中に起こったユートラント沖海戦によって巡洋戦艦の脆弱さが明らかになった為、途中で設計が変更された。またドイツ海軍マッケンゼン級巡洋戦艦の建造を中止したことで姉妹艦の建造は中止され、同型艦のいない艦となった。
本艦は全長262mと、後の大和型戦艦とほとんど同じ全長を誇る。排水量は戦間期において世界最大であった。戦間期に建造された41cm砲艦のネルソン級より排水量は大きい。船体は乾舷が低く、イギリス海軍で最も濡れやすい船と言われた。またイギリス海軍としては初めて球状艦首を装備している。
主砲はクイーン・エリザベス級などと同じく、38.1cm連装砲を4基の配置である。建造当初は副砲として14cm砲を12門装備していたが、近代化改装によって全て撤去され高角砲に置き換えられた。魚雷発射管は戦没時まで装備されていたが、再建造後は撤去されている。
先述の通り建造中にユートラント沖海戦が発生し、イギリス巡洋戦艦の脆さが明らかになった。ドイツの巡洋戦艦が戦艦の攻撃にある程度耐えたのに対し、イギリスの巡洋戦艦は簡単に撃沈される事例が多発したのである。イギリスは高速力によるアウトレンジ戦法を意図し防御力を捨てていたのだが、これは全く機能しなかった。
この戦訓を受けて、フッドは戦艦に耐え得る防御力を獲得することになった。戦艦に正面から対抗できる防御力を持つのは、イギリスで建造された巡洋戦艦としてはフッドが唯一である。そしてこのような装甲を持っているから、公式の艦種こそ巡洋戦艦ではあるものの、実質的には高速戦艦と称される。傾斜装甲採用することによる、同世代の戦艦を上回る防御力を得ている。
1935年、イタリアがエチオピアに侵攻すると、イタリア海軍に圧力を加えるべく地中海や紅海に展開した。1937年5月、ジョージ6世戴冠記念観艦式に参加し、日本の足柄と一時行動を共にした。フッドはその基本設計が優秀だった為に、本格的な近代化改装はついに行われなかった。
第二次世界大戦が始まりフランスが降伏した後、1940年7月、フランス海軍がドイツ側に加わる前に無力化すべく、アルジェリアのメルス・エル・ケビール軍港を攻撃した。1941年5月23日、ビスマルクを旗艦とするドイツ艦隊を捕捉するべく出撃し、デンマーク海峡海戦が発生する。フッドはビスマルクの砲撃を受けて大爆発が発生し、それから僅か3分で轟沈した。生存者はたったの3名だけであった。
イギリスがドイツに降伏した後、ドイツは新規に戦艦を設計することを許さなかった為、同世代の戦艦達と共に再建造される運びとなった。最新のヴァンガードに排水量は劣るが、全長では大きく優っており、イギリスの象徴という点に変わりはない。
・船魄として
・技術系統:独式第二世代
・身長:175cm
・体重:71kg
・血液型:O型
・髪:金髪
・目:碧眼
・好きなもの:パイプオルガン・スコーン
・嫌いなもの:恥をさらすこと・期待されること
イギリスの船魄らしからぬ不良の少女。イギリスの象徴などと讃えられながらあっという間に撃沈されたという過去から、戦うことを極度に嫌がっている。それは死への恐怖などではなく、再び恥さらしになることを恐れているからだ。だが心の奥底ではイギリス最大の戦艦という名に恥じない活躍をしたいという思いもある。頭頂部から肩にかけて白く、他は金髪という独特の髪色をしているが、これはストレスで紙が白くなったかららしい。




