軍艦少女は死に至る夢を見る【船魄紹介まとめ】

戦艦 ハワイ

【USS Hawaii（ハワイ）】

・艦として

　・艦種：戦艦

　・艦級：ハワイ級戦艦一番艦

　・前級：アイオワ級

　・次級：なし

　・建造：ニューヨーク造船所

　・進水日：1952年12月8日

　・全長：309m

　・全幅：41m

　・所属：第1艦隊

　・基準排水量：88,000噸(トン)

　・対艦兵装：Mk8 18インチ3連装砲×4　Mk16 5インチ連装砲(両用砲)×18

　・対空兵装：ボフォース60口径40mm4連装砲×28　エリコンFF20mm機関砲×20

　・対潜兵装：なし

　・搭載機：約3機

　艦名は言わずもがなハワイ王国が由来であるが、命名時には既にハワイが解放されていたため、外国の領土を勝手に命名するという例のないものになっている。この名前の使用は未完成の大型巡洋艦に次いで二度目。ハワイ級戦艦は他にもアラスカ、カリフォルニアと、第二次世界大戦で失われた領土の名を冠しているために、リベンジ級戦艦という渾名でも呼ばれている。

　ハワイ級戦艦は基本的に、大和型戦艦を圧倒することを目的にして設計された戦艦である。それ故に46cm砲12門という他にない武装を持っているのだが、ハワイが進水した時点で日本は51cm砲を装備する和泉型戦艦を竣工させており、竣工した瞬間から世界情勢に取り残されている感は否めなかった。

　実際のところ、火力において46cm砲12門は51cm砲9門に匹敵するものであったが、和泉型が51cm砲にすら耐えうる装甲を持っているのに対してハワイ級は51cm砲に全く耐えられないということで、仮に両艦が戦闘に至ればハワイ級が一方的に殲滅されることが予想された。そこで装甲が大幅に増設され、51cm砲にも耐えうる防御力を獲得したのだが、代償に最高速度は24ノットほどにまで低下してしまった。総合的に見て、大和型には確実に勝てるが和泉型には劣勢である。

　現在では姉妹艦共々、最大の仮想敵国である日本を警戒して西海岸に配備されている。日本の和泉型三隻とハワイ級三隻で相討ちに持ち込めれば、アメリカに勝機はあるのだ。

・船魄として

　・技術系統：米式第二世代

　・身長：173cm

　・体重：74kg

　・血液型：O型

　・髪：白

　・目：赤

　・好きなもの：殺戮・ケチャップ

　・嫌いなもの：原住民・マスタード

　戦後のアメリカで使い物になる船魄が生まれない中で、かなり強い自我を持って生まれた数少ない船魄の一人。しかしエンタープライズ同様マトモな性格ではなく、こちらは傲慢と我儘、そして人種差別が極まった性格である。その性格からルーズベルトの亡霊が乗り移っているのではないかとも噂される。最新鋭の戦艦の一番艦という本来なら艦隊旗艦を務めるべき地位であるが、人間が自分に乗ることを許さず、旗艦はいつも他の艦に任せている。