表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

異世界爆走兄貴〜漢よっちゃんの愚零凍舞破伊憂栄〜

作者: 佐渡の鹿

※この物語は設定として昭和後期〜平成前期のヤンチャな漢を主人公としております。

※フィクションです。


 俺は『佐々木 洋平』16歳のマブい漢だ。仲間と()()()で風を感じていたら、変なトンネルに入っちまって・・気付いたら愛車と一緒にハイキングに来ちまったわけだ。幸い俺らの魂の身旗は俺の愛車に結合(ドッキング)してるから安心したぜ。


 「あ“ぁん〜、なんだぁここはよ。早くタクミと一緒に峠を走りてえんだけどよぉ。俺オフロードで走んの嫌なんだけど、傷がついたらどうしてくれるんだぁ〜よおぉ!!」


 自慢の愛車にまたがってギアを入れる。すると空中に変な板が出てきた、昔やってたゲーム機の文字にそっくりだ。


『乗馬スキルLv.MAXのためあらゆる地形に対応できます。』


 「あ“ぁんテメェ、そんなこと言われなくたってできるんだよぉ俺は。叩き割るぞコラぁ」


 愛車を思いっきり吹かすと、ガタガタの道が塗装されたての高速道路差ながらの滑らかさに変わる。こんなに気持ちいのは久しぶりだぜぇ。

 と思いながら森を駆け巡る、途中犬ころやトカゲに追いかけられたけど我らが身旗で魂に恐怖を轟かせてやった。

『スキルを獲得

 ユニークスキル【愚零凍舞破伊憂栄(グレイトマイウェイ)

 ・漢という心理を追求しようとし続ける限りスキル習得、熟達スピード4倍。

 ・体力・筋力・に+補正値4649860(よろしくやろお)

 総長Lv.MAX 槍術Lv.7 体現言語(ボディランゲージ)Lv.MAX カリスマLv.MAX 』


 「ヨォシぃ、イヌッコロども。トカゲども!!俺についてこい!!」

 「イエッサァー総長!!」「ワォォン」


 森を進んでから3時間くらい経った時に目の前に村が見える。祭り見てぇだ、キャンプファイヤーでもしているみたいだ。

 

 「逃げろぉ〜オークの群れだあ。」

 「ニンゲンはツカマエテタベルゾ、一人残らず捕まえろ。」


キィィッッッー ヴォォオォォォン“ォォォ


 「オイてめえら何しけたことしてやがるんだぁ?パンピーを寄ってたかっていじめやがってよぉ。テメェら漢じゃねえなぁ!!この豚やろおぉども!!」


 「なんだコイツッ、ワーウルフにリザードマンを従えッーブヒイィィ」


気に食わない顔面を愛車で通り過ぎざまにブン殴る。俺の身旗、黒い生地を赤い枠で囲み、金の刺繍で「愚零凍舞破伊憂栄(グレイトマイウェイ)」を刻み込んである。

 「てめえぇら、俺がてめえらの根性叩き直してやラァ。かかってこいぃやぁ!!」


ーぶォォォン

「」

「」


 「行くぞテメェらぁ。目指すは頂天(てっぺん)。」

  「イエッサァー総長!!」「ワォォン」「ぉぉぉ」


 愛車のミラーで黒髪のオールバックを整え、星の剃り込みを見て笑う。助けたマヴい姉ちゃんには言葉がわからねぇから俺の魂を背中で見せつける。白い長ランに刻んだ「愚零凍舞破伊憂栄(グレイトマイウェイ)」の金の刺繍。

漢の生き様は背中で語る。愛車のエンジンを吹かせて駆け抜けたー


  彼の物語は続いて行く・・・


()艶怒(エンド)



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ