表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~妖~ 人界見聞録  作者: 地味な逃避(滅皆 無零)
6/27

第6話 研究所4


「仰せのままに」


 ゲシュバイトは胸に手を当て、セルティアスに一礼する。


「それから、どうしてもお帰りにならぬ場合は多少の手荒い見送りをしてもかまわぬ」


「御意」


 セルティアスはその場をゆっくりと後にする。


 まるで、庭を散歩する父親ような足取りで。


「待って下さい」


 ラヴァイトは母猫を見失った子猫ような顔をする。


「おいこら、俺が動けない間に勝手な話をするな!!」


 アサトは息切らして、声を絞り出す。


「うぬらの問いは、我が答えなくとも、必然であれば、おのずと時が答えくれる」


 セルティアスは二人へ、哀れむような視線を投げかける。 


 その時間、ほんの僅か間だけ。


 そして、セルティアスは研究室をゆっくりと出て行く。


「何をいってやがる」


 アサトは何とか立ち上がり、毒づく。


「セルティアス様がそうおしゃるだから、早々にお帰り願おう」


「うるせーんだよ!!!!はげ親父!!邪魔だ、どけ!!」


 アサトはゲシュバイトに罵声を浴びせる。


「いい今、なんと言った!?」


 ゲシュバイトは動揺しながらも、いきり立つ。


「うるせんだよ!!!!くそ爺!!とっとと退きやがれ、たこ助が!!」


 アサトはさらに駄目押しをする。


「や、やめろ!!これ以上、奴を刺激してどうする」


 ラヴァイトは慌てて、アサトを止める。



第6話 研究所4でした。セルティアスが帰りましたね。



更新はよ、続き読みたい!と思ったそこの方、是非ともブクマと評価をしていただければ幸いです。めっちゃ頑張ります!

ブクマはページ上部もしくは↓ 評価は広告下の☆☆☆☆☆を★★★★★をするだけです!

よろしくお願いします! 面白くなかったら★一個にしましょう! 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ