始まり
始まりなので世界観とかすごいふわぁとしてますがあしからず。御了承ください。
〜名前のない山の、焦げた木が目立つ開けた場所で〜
神様なんて、本当に個人的な意見ではあるけれど、めっちゃ理不尽だと思う。
本人の同意とかなしに色々諸々てんやわんやさせてくるし、もうヤダコノヤロー。
とにかく俺は神様を許さない。次に会う機会があれば、絶対頬をビンタする自信がある、するとは言わないけれど。
俺の決して高くない給料だったが、やりがいのあった仕事、それを問答無用で奪った罪は重い。声くらいかけて欲しいよバカ。
そんでなんかチート授ければ万事OKみたいなのもやめてほしい、そんなんで許されたらたまったもんじゃない。
むしろそのチートは不便極まりない、俺の人生から「平穏」という2文字の存在を危うくする神様、許さない。俺がそのチートを制御し、抑えるのに一体どれ程の時間を費やしたと思う?5年、転生した幼少期の5年は基本それに費やした。
平和な世界に転生したのは感謝する、そこだけだけれども。
でもね、少なくともこの平和な世界で俺の職業はなんになるの?
この職業である意味が全くないじゃない、魔王と戦い大冒険って訳じゃないんだから
「勇者の意味、ある?」
俺の名前はモトト。16歳。
好きなものは子供と少女漫画。
チート授けられた。
転生者であり、勇者という謎の職業を持っている。
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