十四話
今回はギルドに登録する話です
私達は部屋を出て一階の正面受付に向かう。今の時間は部屋でいろいろな事があったため朝の9時を回っており仕事のために多くの冒険者が依頼を確認したり受付で話をしていた。セシリアとルナマリアは迷わずに一人の受付嬢のところに向かう。その受付嬢は昨日も話していた相手でギルドマスターのガレルに頼まれごとをされていた人物で確か名前は………
「ナタリア!おはよう!」「ナタリア、おはよう♪」
「セシリア!ルナマリア!おはよう♪もう仕事にいくの?」
そうだ、ナタリアという名前だったな。と私が思い出してると三人は話を続けていく。
「いいえ、今日はアイリスにこの街を案内しようかなって、その前に昨日の報酬とアイリスが冒険者の登録をしたいらしいのよ。」
「了解!昨日の報酬は準備できてるわ。それと後ろの酒場で暴れた黒いローブがアイリスね、登録は少し時間がかかるけど大丈夫?」
「………あぁ、大丈夫だ」
「なら先に報酬から渡すわね。」
そう言うとナタリアは奥の部屋に向かっていきしばらくまつとその手に一つの袋を持ってきた。
「はい!これが報酬よ。」
袋の中には大きな銀貨数枚と小さな銀貨が数十枚入っていた。
硬貨の価値はおおよそこんなものだ
小銅貨 一円
中銅貨 十円
大銅貨 百円
小銀貨 千円
中銀貨 一万円
大銀貨 十万円
小金貨 百万円
中金貨 一千万
大金貨 一億円
白金貨 十億円
小金貨より上は商人や貴族が使うのがほとんどで白金貨は王族などが使うらしい。
「こんなに貰えるの?」
「えぇ!セシリアたちはフォレストタイガーの特殊個体を倒してるしもらった魔石を鑑定したらAランク相当の魔力が宿ってたわ。だからもう少し報酬をたしたって良いくらいなのよ。」
「まぁ!くれるならなら貰ったほうがいいわよ姉さん。どうせこれからもお金はあって困らないんだから。」
「そうね。なら貰っとくわ、あとは、アイリスね」
どうやら話は終わったらしく、次に私が呼ばれた。
前に行くと、ナタリアが受付のしたから濁った色の水晶を取り出していた。
「さてと、改めまして。ようこそライラック冒険者ギルドへセシリアたちから聞いてるから貴女が冒険者になりたいのは分かってるわ、だから、まずは質問から、貴女はなぜ冒険者に成ろうとするの?」
「なぜか、それは愛したセシリアたちと行動するなら冒険者の方が都合が良いと思ったからだ。」
ざわざわ!
「アイリスたら!直球で言うなんて♡恥ずかしいわ♡」
「♡」
「ん?なにかおかしなことを言ったか?」
「い、いや…別におかしくはないけどさ、次の質問にいくわよ!貴女は冒険者になって名誉を求めますか?それともダンジョンなどに潜り巨万の富を求めますか。」
先程の質問の返答は何かおかしかったらしい、周りの冒険者は明らか絶望したものや隣の仲間と恋話をしてたり影で武器を研いでる奴もいる。セシリアとルナマリアは二人ともフードで隠れてるが頬を赤くし体くねらせていた。今回の質問は両方とも答えは簡単なんだが
「私はその両方とも別に欲してはいない」
「へぇーなるほど、それは本当ですか?」
どうやらナタリアは信じてないみたいだ、確かに冒険者といったら財を求めたりドラゴンなどを倒し名誉を求めるだろう。だがそんなものはいらないものだ、財は原初の蔵のなかに私が集めた至高の財が納められてるし、なんなら金塊だけで大陸が作れるほどある。名誉は更にいらない、私は他人が苦手なのに目立つことはさけたいのだ。なので信じないナタリアの目の前にローブのなかでこっそり蔵から出した高純度の神水晶を取り出して彼女の前にだす。
ドン!
「これでどうだ。」
「いきなりな…に……」
シーーーーーーン
私が出したのはゲームの中の高難易度ダンジョンである神炎の産まれる神山と言うダンジョンのボスの間の壁からボスとの対戦中のみ取れる物で普通なら仲間がボスを引き付けて掘るのだが私は片手に剣、片手につるはしをもってダンジョンを周回したものだ。(普通は出来ません、神炎とついている通り山の中は高熱で防具が溶けるほどで防具を着ないで上位プレイヤーが下手するとワンパンされる所にしかもボスを周回なんて狂気の沙汰である。)取り出した神水晶はこんなものだ。
『神炎が宿る神水晶』
レア度 SS+
神炎が宿る高純度神水晶、水晶に宿る炎はあらゆる邪悪を焼き払う神の炎。加工して武器にすると対魔に対して絶大な効果がある。硬度はオリハルコン鉱石以上である。
見た目は丸くバスケットボール位の大きさで色は透き通る紅で水晶の中を炎が燃え続けている。それはまさに神秘の結晶、見ているだけで心に安らぎが与えられる。
「これがただの水晶であるとは、思わないだろ」
「…………………」
「売ればいくらになるかは解らんが一緒働かなくても暮らせるだけの価値はあるはずだ」
実際ゲームでは入手方法が難しすぎるために市場にほとんど出回らず欠片だけでもトンでもない値段になっていた。まぁ、蔵の中にこんなのは万以上あるし、なんだったらエベレストサイズのもあるが。
なんて考えていたら再起動したナタリアが震える手で神水晶を鑑定しようとしていた。
「『鑑定』……!?何ですかこれ!AAまで鑑定できるはずなのに測定不能ってでる!まさかAAAクラス!?」
ざわざわ!
ナタリアの声に周りがまた騒ぐがこの水晶はもっと高価なものだ。
「違うなその水晶はAAAではない」
「!?なんですって私の鑑定が間違ってるって言うの!」
「あぁ、それはSSランクの神水晶だ、AAAではない」
「……………………え?今なんて…………」
「だから、その神水晶はSSランクの代物だと言っている。」
シーーーーーーンとまたギルドは静かになってしまった。なんだというんだ、さっきから周りの連中はと思ってると目の前のナタリアが椅子から落ちた。
バタン!
「どうした?落とし物でもしたか。」
「違うわよ!」
私はやけに綺麗に椅子から転げたナタリアにボケてみるとナタリアは勢い良く立ち上がり突っ込んできた。そして、神水晶のことを聞いてくる。
「貴方!こんな物をどこのダンジョンから採ってきたの!!!こんなのは教会の大本山でも見かけられない物よ!価値なんて付けれる物ではないわ!」
「そうか………まぁその教会の大本山やらなら買いそうだな、行くことがあれば聞いてみるか。」
そう言って私は水晶を懐に直す振りで蔵になおす。
「貴方どこからあんなもの出したの、明らかローブの中に隠せるサイズでわなかったけど……」
「言う義務は無いな、それとあれが金にならないならこれなら大丈夫だろ。」
次に取り出したのは純金のインゴットを五本受付にだす。
『純金のインゴット』
レア度C
混じりっけ無しの金だけで作られたインゴット。
これは、ただの金だがゲーム内で売ればそれなり金になる。
「また!?それにこんな物こんなとこで出さないで!」
ナタリアは急いで隠そうとしていたが、別に盗られても金のインゴットの重さはもって逃げるには重すぎるから隠さなくても大丈夫なんだが………
まぁ周りの影で武器を研いでいた連中の数が増えてるくらいか。
「これなら文句無しで高値で売れるはずだ。」
「わかったから!早くなおしなさい!」
私はインゴットを懐になおす。ようやく目の前から金がなくなるとナタリアは疲れたようにカウンターに倒れる。
「はぁ~疲れる」
「働きすぎか?適度に休みは取るものだぞ。」
「あんたのせいよ!」
疲れてるようなので休みを進めたら怒られた。なぜ?
「後は名誉だったか?名誉なんて私はいらない、私は目立つのが嫌いだし人の集団にいるのも苦手でな。」
「ハイハイ、貴方にもう質問はしないは、あとはこの水晶に触れてくれたら終わりよ。」
(なんかなげやりな対応になったが……まぁいいか、)
私はさっそく水晶に触れると水晶が一瞬光すぐに収まる。
「もういいわ、はいこれがギルドカードね!さっきの水晶から貴方のステータスをこのカードに写してあるから、あと無くしたら大銀貨一枚だからきよつけて、それと冒険者のランクはG-から始まるわ、まぁ貴方ならすぐにランクを上げるでしょう、これで登録おしまいお疲れ様。」
私は渡されたカードを見てみるとそこには
ステータス
名前 アイリス・フォン・スターライト
性別 女性
年齢 24
冒険者ランクG-
レベル 不明
HP 不明
MP 不明
腕力 不明
耐久 不明
敏捷 不明
魔防 不明
魅力 不明
運 不明
スキル
不明
称号
不明
全て不明でステータスを全く読み取れていなかった。まぁ読み取られていたら面倒なことになるから良いのだが
次は街を案内かな?
ステータス
名前 アイリス・フォン・スターライト
性別 女性
年齢 24
身長 200センチ
体重 不明
スリーサイズ 110/61/90
冒険者ランクG-
レベル 99999
HP 99999999×9
MP 999999999×9
腕力 EX++
耐久 EX-
敏捷 EX+
魔防 EX
魅力 EX++
運 S
装備
スターライト・ダークネス
武器
《神剣エクスカリバー》
《太陽剣ガラティーン》
スキル
全魔法適正 EX
全武器適正 EX
武神化
ゲート・オブ・バビロン
転身
自動翻訳
ets……
称号
天下無双 神に挑む者 天災 武神 魔神 覇王
傾世の美女 女性キラー
天を掴むもの 武技を極めし者 魔導を極めし者 限界を越えし者 ets……




