156.君に出会えたこの幸せを
今年最後のエッチが終わってお互いに復活した後、頭を一緒に洗って、広い湯船の中で綾の膝の上に私は座り、のんびりとお湯に浸かる。
「もう年越しなんて、今年は早かったよ」
「うん。私も綾がずっと傍にいてくれたから、早かった。でもその分楽しくて、凄く幸せだった」
「ふふっ。夢依は相変わらず、嬉しい事をいっつも言ってくれるね。私もすっごく幸せだった……本当の本当に。ねぇ、夢依。ありがとう」
私をぎゅっと抱きしめて、心の底から感謝の言葉を言った綾に、私も笑って感謝を返す。
「私も、本当にありがとう。綾」
綾がいなかったらきっと高校生活はずっとボッチで、こんなに笑えなかったし幸せを味わえなかった。
私は、感謝してもしたりないぐらいに綾から本当に色々な物を貰って……それを思い出し、綾に甘えるように更にくっ付くと綾の吐息が耳にかかる。
「私、やっぱり夢依なしじゃ生きられないや。ふふっ、夢依。愛してるよ」
そして綾は嬉しそうに愛を囁いてきて、
「私だって綾がいないと生きられないよ。ねぇ、綾。私も愛してる」
私も嬉々として笑みを浮かべながら、愛を囁き返した。
◆
お風呂から出て体を拭き合い、髪を乾かし合って仲良く私達はリビングに戻る。
「おかえり、綾と夢依ちゃん。エッチ、どうだった?」
すると、先程とは違い落ち着きを纏っている絵音さんが無邪気な笑みで近寄ってきて、
「いっぱい出来て満足かな。絵音と由依は?」
綾が迷う事なく言葉を返すと、絵音さんは無邪気な笑みを深めて、
「私達だって、いっぱい出来て気持ち良かったよ。ね、由依。いてっ!」
由依さんに話を振って抱きつくなり叩かれ、それでも嬉しそうに絵音さんは由依さんのおっぱいに顔を埋める。
「やめろ……はぁ。それで結局、この後はどうするんだ?」
以前までは私達の前で絵音さんを引き剥がしていたのに、イチャつこうよと言われたからか由依さんは形だけの抵抗をした後、絵音さんを抱きしめて口を開く。
その姿に微笑みを浮かべていると、
「十一時まではイチャイチャタイム!」
絵音さんは大きな声でそんな事を宣言して、由依さんがまたため息を吐くと同時、
「なら、夢依。私達もイチャイチャしよっか」
綾が楽しそうに誘ってきて、私達は寝っ転がりお互いを抱きしめる。
「お熱いカップルがいるねー。ねぇ、由依。私達も、もっとイチャイチャしよ。なんでもしていいからさ」
「……分かったよ。ほら、何したいんだ、絵音」
「いつもみたいに頭撫でて、褒めて」
そうしてまた、綾と私のカップルと絵音さんと由依さんのカップルがリビングでイチャつき始めた。
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