137.ほらほら
「美味しいね、綾」
「うん、すっごく美味しい」
お互いに仲良く会話をしながら料理を食べ、半分程食べた時、
「ねぇ、夢依。もっとやってあげようか?」
綾の足が再び私のロングスカートの中に入ってきて、太ももを撫でてくる。
その感触に私は、
「うん。やって、綾」
期待しながら答えると、綾の足が私のパンツの中に再び入って来て、弄ってくる。
「夢依、あーん」
そして綾は平然と私にあーんをしてきて、
「……美味しい……んっ♡綾、お返し」
「……ふふっ、すっごく美味しい」
私もなんとか少し震える手であーんし返すと、
「夢依、こっちずっと向いてて」
綾はそう言って私を見つめながら足を思いっ切り動かして、私は目を見開きつつもなんとか気持ち良さに耐え、声を我慢する。
「夢依のその顔、私大好き。もっと、我慢してみて」
本番に入ったらMになるくせに、前戯だけはSの綾に良いようにされ私はちょっと気に食わないけど、いじめられるのはいじめられるので気持ち良くて、
「んっ♡……あっ♡……んんっ♡」
段々と声が漏れてしまい体をビクビクと震わす。
そんな私に綾は更に激しく、周りにエッチな音が聞こえるんじゃないかという勢いで私の濡れ濡れの下の口を擦り、
「うそっ♡……だめっ♡……」
唐突に足の親指を私の中に入れようと押し込み、
「ふふっ」
「んあっ♡……綾っ♡……いやっ♡」
器用に動かして指を入れると、今度は中を擦られ私は気持ち良さに支配されながらも、少し涙が浮かぶ瞳で綾を見つめながら必死に声を我慢し続ける。
そんな私に、
「我慢しないで、夢依。ほら、声出しても良いんだよ?」
綾は心が揺らいでしまうようなずるい言葉を優しくてかけてきては微笑む。
「このまま我慢して静かにイくか、いっぱい喘いで思いっ切りイくか。夢依、どっちが気持ち良いと思う?」
「そんなのっ♡……あっ♡……もうっ♡……だめっ♡」
声を出してイった方が気持ち良いに決まってる。けど、周りの人にバレる訳にはいかないので、
「んっ♡……イクっ♡イクッッ───♡♡♡♡」
声を抑えて、体を痙攣させながらもなんとか静かにイく。
そんな私に綾は少し残念そうにしながらも、
「ふふっ。夢依、すっごく可愛いよ。偉いね」
私の頭を撫でてくれながら優しく褒めてくれ、それに私は荒い息を繰り返しながら、
「はぁ♡……はぁ♡……次は、綾の……んっ♡番だからね」
私はこのままでは気が済まないので、目をしっかり合わせて宣言すると、
「ふふっ、ゾクゾクするね」
ムラッとする様な事を返されて、
「覚悟、してね」
私が思いっ切りやってやろうと笑った所で、
「お待たせしました。苺のパフェと、チョコレートムースになります。では、失礼致します」
デザートが良いタイミングでやって来て、私達は残りの料理を食べた後、
「夢依、ほら、あーん」
「……綾も、あーん」
私達はデザートを食べ始めた。
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