122.イチャラブデート
綾とイチャついているとあっという間に授業は終わり昼休みに。
今日は別に絵音さんと由依さんと一緒に食べる日ではないので、
「夢依、行こ」
「うん」
私達はいつも通りお弁当を持って旧校舎の裏へと向かう。
「やっぱり外は寒いね」
「そうだね。でも、あそこ以外は人がいるから」
「ふふっ、そうだよね。ねぇ、夢依。私、朝からずっと我慢してたんだよ?」
「私もだよ、綾。ねぇ、早く行こ」
「うん」
綾の返事に私は笑って手を引き、小走りで旧校舎の裏へ。
そしてもちろん人の気配なんてないので、
「夢依、大好き……んっ♡」
なりふり構わず綾が思いっ切りキスをしてきて、私もぎゅっと抱きしめて舌を入れ返す。
「「んっ♡……んあっ♡……んんっ♡……ぷはぁ♡♡」」
それからすぐにお互いがお互いの下着に手を入れて揉み合って弄り合い、散々地面をびしょびしょにした後、
「はぁ♡……はぁ♡……お弁当、食べよっか」
「んっ♡……うんっ♡……」
満足しながら、足が言う事を聞かないので隣同士寄り添い合って座り、落ち着きを取り戻してお弁当を食べ始める。
「夢依。最近、私をイかすの上手過ぎない?」
「嫌?」
「ううん。けど私、すぐにイッちゃって夢依をびしょびしょにしちゃってるから、大丈夫かなって」
「ふふっ、全然気にしてないよ。むしろ、綾が私の指でいっぱいイッてくれて嬉しい……チュッ♡」
「……夢依、それずるいよ。またしたくなっちゃう」
お弁当を食べながらもイチャついて、結局食べ終わった後も交代交代に相手の下の口を舐めてエッチをし、時間ギリギリで教室へ。
「なんとか間に合ったね」
「……足に力が入らない」
「ふふっ、夢依可愛い。もう授業始まるよ。手、繋ご」
「うん」
綾の温かい手をぎゅっと握った瞬間チャイムが鳴り、五時間目の授業が始まった。
◆
五、六と授業はすぐに終わり、帰りのホームルームに。
それが一瞬で終わると、教室は一気に騒がしくなり私達は鞄を持って教室を出て、クリスマスプレゼントを買いに街へと向かう。
「久々のデートだね。夢依、寒くない?」
「ちょっと寒いから綾、もっとくっ付こ」
「ふふっ。おいで」
学校を出てゆっくりと歩きながら会話をし、いつもの駅で電車を待つ。その間にお揃いの指輪とネックレスを取り出してお互いに付け合い、
「乗ろ、夢依」
「うん」
デートの準備がばっちり整い、電車に乗って駅へと着き降りると、相変わらず人が多い街へと出る。
そして、
「えっーと……大きなデパートは、こっちみたいだね。私もあんまり行った事ないから、迷っちゃったらごめんね」
「綾と一緒に歩けるなら、迷子になったって気にしないよ。綾、ゆっくり行こ」
「うん」
私と綾のデートが始まった。
五章 冬休み なのにまだ冬休みじゃなくってすいません。でも、もう少しで冬休みになりますからお許しを。
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