それはまさに救世主
「どうしようか」
リュートが何かを悩んでいる様子だった
「お父さんどうしたの?」
「いやな、最近うちの領地で病気が流行っているらしくてな。症状が発症したらたちまち喉、頭、腹がじゅんに痛くなっていって、挙げ句の果てには吐血そして死に至るらしい?
なんだかこの世の終わりみたいな病気だな
「わかったそのことは僕の得意分野だから病気を治すためのポーションや薬を作ってみるね。」
この数年間で僕に作れない薬やポーションは無くなっていたなんなら、適当に作ったポーションがエリクサーになったことがあってそれは僕が適切に処理しました。
「お、それは頼もしいな、患者は光魔法で結界を張っている建物内に入れている。ポーションはどれくらいでできる?」
そういうことならば僕も腕を振るっちゃうぞ。
「たぶん、あと二時間有れば充分です。」
それから二時間後
「お父さん患者分全て出来上がりました!」
お父さんはとても驚いた顔で
「わかったなら早速場所に向かおうか。」
馬車に揺られながら場所についた。なかをみるとそれはとても地獄絵図だった。
(なんのこれしき、僕が人を助けるんだ前世は、人を救いたいのに救えずに死んじゃったからね)
僕は患者さんに薬を渡していく
「本当にこれを飲めば治るんだな?」
「まだまだ長生きしたい、こんなところじゃ死なないんだ」
などなどの人の声を聞き僕は言う
「安心してください、これを飲めば全てを終わらせることができます。信用できなければ飲まなくて構いませんだけど、これだけは言わせてもらいます家族が帰りを待っている方、結婚が決まっている方、貴方との出逢いを待っている方がいるかもしれませんだけどそれは、貴方達が死んでしまえば会うことができなくなってしまうだから、僕を信用してその薬を飲んでください」
それを言うとあちこちで薬を飲んでいる患者さんが増えたするとたちまちに、歓喜の声が聞こえてくる
「あれだけ辛かった体が嘘みたいに楽になった、先生ありがとうございます。」
これを機に僕をみんなは前世と呼ぶようになった
(とても人を救うのはとても気持ちの良いことだなぁ〜)




