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小さな瓶の星ころ集。  作者: 植木まみすけ
23/39

「仰ぐ空。遠く、投げる」

*********************



狼は砂に沈み、丘の向こう、水平線を乾いた鼻でぴすと嗅ぎました。


遠く陽炎に揺れる世界。


――あまり俺とは関係がない"都"だったなぁ。


沙塵の吹くままぐったりと痣を摩りながら。


――違うな、すぐ"そこ"にあっただろ。


さらさらと狼は砂に溺れ、まだ半分だけ視える空がどうしてこんなに滲むのだろうか、と。ただ、惘然と巡らせていました。



********************

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