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小さな瓶の星ころ集。  作者: 植木まみすけ
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「不思議な布きれ」

プールの底に星型の布切れが泳いでた。

ゴミ?いいえこれはきっとマジックアイテム。ごぼごぼと拾う。


「なんの魔法が使えるやつかなぁ」

濡れた髪のまま帰りがけ。


『お前今日髪留めは?』

「あれっ?」

多分アイテムgetの代償に持って行かれたんだ。。


家に帰るとデスクの上にパッチン留め。忘れただけ?いいえ。

「見たまえこれが私が得た魔力だ」


『はいはいそうかもな』


ふふっと笑う。

冒険の扉が開く日は近いし、今日はご飯がうまく炊けた。


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