表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

1分で読める短編シリーズ

映画館にて

作者: 優木貴宏

今日は彼との久しぶりのデートだ。


見るのはデートの定番といっても過言ではない恋愛もの。


幼い頃に遊んだ二人が親の都合で離ればなれになり、高校生になって再会するというあらすじらしい。


友達が感動したって言っていたので私も見たくなり、彼を誘ったのだった。


彼はアクティブな方で気温の高いお昼の時間帯でも外に出て遊びたがるタイプだ。


そんな彼に合わせるのはなかなか大変なのだが、楽しそうにしている彼を見るとたまには外もいいかなと思ってしまう。


だからと言って静かに過ごすのが苦手というわけでなく映画はよく見に行っているらしい。


主に見るのはアクションらしいのだけれど。


普段見ない恋愛映画を彼はどんな心境で見ているのだろうか、上映中にふと、気になって彼の横顔を覗いてみる。


普段元気一杯な彼の静かに映画に集中している横顔を見て、ドキッとしてしまう。


映画が終わった後、彼はいつものように楽しそうにしながら私に感想を話してくる。


彼の話を聞きつつも、彼の新しい一面を知れたことが嬉しく、彼の真剣な横顔を思い出して胸がドキドキするのを抑えるのに精一杯だった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ