#1 旅立ち〜終わりのはじまり
前回のあらすじ:なんかたのまれた
「彼は不思議な感覚に襲われた夢を見た気がしたが、夢から目覚めた今となっては実にどうでも良いことだった。」
「何ナレーションしてんだよ気持ちわるいぞリョーヘー」
「こらなんてこと言うんですかフェリックさん!!」
俺の名はリョーヘイ。世界の平和を何百年と脅かし続けている侵略者「ゼロ・ブラスフェイム」と各地で戦いながら生計を立てている一団のメンバーだ。
「さて、今日も行くぞ」
まあ一団と言っても4人しかいないわけだが、支度を終えた俺はとりあえず皆を引き連れ目的地であるレーシアの町へ向かっている。
「ねぇねぇ、今回はどんな依頼なの?」
「子供と老人が何名かさらわれたから連れ戻して欲しい、とのことだったな。老人もさらったことで何か悪い影響がでねぇといいがな…」
「だからフェリックさんそれ作者にブーメr」
「おっとメタ発言はやめろ」
この一団のロリっ子魔法少女マリーたんと格闘家のフェリックさんが話している。
「やっぱり掲示板は便利ですな。でも掲示板って味気ない名前ですよね…なんとかならなかったのですかね…」
「もーつっこまないぞ…」
掲示板とは、各地方の中枢都市にあり、その地方の町や村で起こった困り事を依頼という形で解決して貰えるようになっている。
その掲示板を見て依頼を受け、報酬をもらうことにより、俺達のような人々は生計を立てているのだ。
ちなみに発言主のあの人はメカニックのジョーさん。古代のロストテクノロジーと現代の技術を組み合わせた素晴らしいマシンを作ろうとしている。成果はまだない。
そうこう話しているうちに、俺達はレーシアの町に着いた。
次回予告
マリー「マリーです。レーシアの町につきました!しっかり聞き込みをして、いざ捜索へ出発です!!しかし、まわりのひとみんな男の人ばっかり…作者さん!!何でバランス考えてくれなかったんですか!!次回、旅立ち〜終わりのはじまり part2お楽しみに!!」
というわけで本編2章女の子キャラ増やすからマリーたんしばらく我慢して…