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落し物  作者: Seabolt
31/35

春一番・・・3

私が驚いているとそこに


「お兄ちゃんのことなんだけど・・・どう思っているの?」


ちょ・・直球勝負ですか?・・・いきなり・・・


「えっ?」


答えに困っていると、ドンと机を叩いた・・・


「どうなのよ!!」


「どうって・・・」


「あのねぇ~お兄ちゃんはあなたをずっと好きだったの・・・って知ってたわよね」


「ええ・・・舞から聞いたけど・・」


「だったら・・・何故?振ったのこの間・・・」


「あ・・その時は、知らなかったし~それに」


「それに?」


もう・・・軽く深呼吸をして、彼女の目を見た。


「だから~普通?振られてすぐに人に言う?付き合わないかなんて・・・」


すると彼女はコメカミニ右手を沿え、顔を逸らせた。


「あのバカアニキが・・」


今がチャンス・・・そうよ・・・私はその場から立ち上がろうとした。


「待ちなさいよ!」


彼女はそう言って私の手を掴んだ。


ガッツリと掴まれた手に私は結局座るしかなかった。でも・・・どうしよう・・・さっき立ち上がった時に、少し向こう側に私の同僚がいたような?う~頭が・・・そう思っていると


「さとみさん!!」


「はい!!」


「もう一度、お兄ちゃんと会ってよ」


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