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落し物  作者: Seabolt
24/35

憂鬱な日々  4

別れてやる!!ですって・・・


舞の最後の一言・・・


本当に・・・


都合が悪くなるとああなるのね・・・って思ったのも束の間・・・舞が部屋を出て行ってすぐに拓海が入って来た。どうしよう・・・そう思っていると拓海は優しい言葉をかけてくれた・・・


「大丈夫か?」


「ええ・・」


「どうしたんだ・・・電話にも出てくれなくて・・」


何も言えない・・・


何も言いたくない・・・


話もしたくない・・・


ただ・・・


ただ・・・


俯いて・・・


我慢するしかなかった・


そんな私をそっと拓海は、そっと抱きしめてくれた


けど・・・


もう・・


無理・・・


「別れましょう・・・私達・・・」


震える声で搾り出すように出た言葉・・・その言葉に反応するかのように私を包み込んでいた拓海の手は、すっと離れていった。そして、顔をあげるとやや怒った表情を浮かべる拓海・・・


「本気で言っているのか?」


「ええ・・」


「あいつのせいか?」


「違うわよ」


「じゃぁ・・・なんだ・・・」


「そ・・それは・・」


彼の目を見ることも出来ない・・・そんな私を見て、拓海は、私の両肩をもってゆすった。


「やっぱり・・・あいつなんだな?」


「違うわよ!!」


「じゃ~!!なんなんだ!!」


怒鳴り返してきた拓海を私が睨むと両手の握りこぶしに力を入れ、私のほうをにらみ返してきた。


「浮気してたでしょう!!先週!!見たんだから!!ホテル入って行くの!!」


い・・言い切ってしまった・・・すると拓海は


「お前もあいつと浮気したくせに!!何を言ってるんだ!!」


拓海の言葉に私もぶちきれて、出血大サービスでおつりがくる位、拓海に対して叫んだ


「う・・・浮気ですって?何言ってるのよ!!そんなこと言うんだったら!!もう別れましょう!!とっとと出て行ってよ!!」


こうして、約2年続いた交際に終止符を打つことになった。

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