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対決 1
拓海もいない。当然、天野も・・・目の前にいるのは怒りの魔人と化した舞・・・その表情から怒りのオーラがメラメラと燃えているようにも見えた。まだ怒っているんだ・・・間違いない・・・しかも、さっきより、怒っている・・・
「人の彼氏に手を出しておいて!!どういうこと?」
「手なんで出していないわよ!!」
「じゃぁ・・なんであなたの番号が彼の携帯に入っているのよ・・しかも名前で!!」
「知らないわよ!!」
「知らないで済まされると思っているの!!」
「だから!!天野が」
「あまっちですって~!?どんな仲なのよ!!あなた達は!!」
彼女のヒステリックな声が耳に刺さってきた。
「あ~だから・・・あなた達の仲を修復してほしいって・・」
「はぁ~?私達の仲って?一体いどういう意味よ」
「どういうって・・・あなたが最近・・・うまくいってないからって・・・」
「そんなはずないわよ!!今回も私から誘ったのよ!!どういう意味よ!!」
「あれ?」
彼女はますます逆上して行った・・・そんな時だった・・・彼女の携帯が鳴ったのは・・・
「あ・・・一也・・・」
どうやら・・天野からみたいだった。
「それでは・・・」
その場から逃げようとすると
「待ちなさいよ!!」
「あ・・やっぱり・・・」
電話を終えた彼女が呼び止めた。しかも、肩をがっちりとつかまれて・・・




