表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/47

004

メンバーと喋りながら、歩いてるとひとりキョロキョロしてる娘がいた。

俺だけ、彼女のそばに行くと

「はる?今日はこっちじゃないだろ?」


『蓮ちゃん。迷った。皆どこいるの?』


「(笑)迷ったの?えーっと。今日は、響いないんじゃねぇの?」


『うん。』


「誰に連絡する?」


『えっと』


返事を聞く前に、俺は連絡とった(笑)

響とは、色々情報交換してるから、きっとはるよりERSTEの行動を知ってる。

「あ、蓮です。えぇ。そうです(笑)迷ったみたいで。お願いします。ロビーにいるんで。」


『誰?』


「郁さん。今日は、レコーディングに一緒に行くんでしょ?」


『うん。』

話してると、迎えに来たけど、郁さんじゃなかった(笑)


「おまたすぇ~」


『澪くん?』


「澪くん、登場♪お迎えにあがりました。姫♪」


「良かったな。もう迷うなよ?(笑)」

そう言って、蓮はメンバーの所へ行ってしまった。


『澪くん。ごめんね?』


「なーんで謝るの(笑)俺も最初はよく迷ったよ。」


『そうなの?』


「うそ~」


『ひどっ。』


「でも、迷わなかったって言ったら嘘になるね(笑)」


『そうなんだ。』


「でも、もう迷わなくなる方法あるんだよ。」


『どんなの?』


「んっ」

そういって、手を差し出した。


『え?』


「こうやってたら、もう迷わないよ(笑)」

そうって、はると手をつないだ。


一瞬、戸惑ってたけどすぐ笑顔になって。

『うんっ』


「(ほっ)」


★★


レコーディング室で、郁と澪は待っていた。


「はる、来ないね」


「ですね」


「迷ったかな?」


「ありえますね(笑)俺も最初迷いましたもん」


しばらく待っていたが、一向に来ない。

「下手に動けないし、どうしよう」

と思った時、携帯が鳴った。


「はい。蓮?待ってたんだけど、やっぱりそうだったんだ。ありがとう。迎えに行くよ。」


「蓮さんですか?」


「うん。はるが、一人でうろうろしてたから聞いたら迷ってたんだって(笑)」


「やっぱり(笑)」


「迎えに行ってくる」


「あ、郁さん。」


「ん?」


「俺が行ってもいいですか?」


「良いよ。変なことするなよ?」


「しませんよ(笑)ありがとうございますっ」

そう言って、走っていった。


「たまには、こういうのもね(笑)」

そして、二人で戻ってきた。


手をつないで。

「おっ。ちょっとは打ち解けてきたかな?おかえり(笑)」


『ただいま。迷っちゃった』


「いいよ。今度から、なんか連絡出来る方法考えないとね。響と蓮とね」


『うん』


話したら言うまでもなく、次の日からGPS付きの携帯を持たされた(笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ