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夏休みの宿題全くやってないので言い訳します。

作者: とらからと

ぼくは山下徹、12歳です。


小学六年生、花畠小学校に通ってます。


今日は8月31日、夏休み最後の日。でも僕はまだ一つも宿題をしていません。


自由研究、読書感想文、漢字や算数のドリルはもちろん、毎日の絵日記だって初日から今日まで真っ白です。


このままでは明日、先生に怒られる。そう思った僕は必死に怒られないように一晩中ずっと言い訳を考えました。


まず自由研究です。 僕は特に興味のあるものがありません。つまり研究したいものがないのです。でも宿題は宿題、なので僕は


「僕はいつになったら自由研究をするのか」


という実験をしました。結果はいつまでも、研究しませんでした。これが僕の自由研究です。


次は読書感想文、これもやっていませんがこれは僕に非はありません。僕は夏休みの間一冊も本を読んでいないので書きようがないのです。

先生は「本を読む」という宿題を出していないのでこれは先生の落ち度です。先生には明日反省してもらうつもりです。


続いて漢字や算数のドリル、これも手をつけてませんがそれにも理由があります。レベルが高すぎます。僕は小学二年生から一度も授業で起きていたことがありません。だから解けないんです。

そして先生は言いました。


「先生は出来ない奴にはやれって言わない。お前たちが出来ると信じてるからやれって言うんだ」


僕は出来ない奴なのでやりませんでした。

もしやって欲しかったら


「出来なくてもやれ」


というべきだと思います。


最後には毎日の絵日記です。

僕はずっと夏休みの間ずっと遊んでました。

毎日毎日刺激的な日々でした。

そして僕は刺激的すぎてもし忠実に絵にしたら間違いなくR18指定になると思ったので12歳の僕には書けませんでした。


以上、これが僕が夏休みの宿題を出来なかった理由です。


……………………………………………………


山下徹「こういうことを一晩中考えてたので遅刻しました。」


先生「山下、あとで職員室に来なさい。」




こんな駄作読んでくれてありがとう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] なかなか捻くれてますねぇ、嫌いじゃないですよこういうの(笑) でも小学生の頃を思い出しました、自分も宿題は最後まで放置してたなぁ…。 これを小学生に見せてあげたい(笑)
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