空の上から異世界へ
オリジナル小説で初投稿です。
俺の名は黒田真司、ごく普通の高校生である。
成績はまあ、ちょっといい方かな?特に暗記系は得意だ。見た目はよくわからないけど友人いわく「ちょっとかっこいい」ということらしい。
部活は研究部という部活でジャンル問わずいろんなことを研究している部活らしい。俺自身、無理矢理入部させられたからよく知らない。
そんな俺がある日の授業中の居眠りしている時教室の地面が光り、包まれた。目を開けると俺は空の上にいて現在落下中である。
「マジかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「お、おち、おちおち、落ち着くんだ俺!まずは状況観察だ!」
周りを見渡すとまるで花のように並んだら大陸が見える。その中の1つの大陸に俺は落ちているようだ。
しばらく落ち続けていると段々と冷静になってきた。
てか、いつまで落ち続けるんだよ…もう暇でしょうがないぞ。
あ、クジラみたいのが飛んでる。どうやらここはファンタジーの世界っぽいな。
ん~落下地点より向こう側に町っぽいとこ発見。あそこを目指して行けば情報ぐらいは集まるかな?
お!落下地点は村っぽいな、無事に生きてたらしばらくお世話になろう。
あ、そろそろ地面が見えてきて生命の危機が…
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、お助けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
そして小さな小屋に落ちました。-黒田真司 死亡- 完
……というふうにはならなかった。とりあえず全身痛かったが小屋の中にあった縄とかに引っかかって地面に衝突することはなかった。
いや~、生きてて良かった。
「だ、大丈夫ですか!?」
小屋の外から1人の少女がこちらを心配そうに訪ねてきた。
「…とりあえず、生きてるって思えるくらいは大丈夫かな?」
「よかった、物置から大きな音が聞こえたから心配したけど大丈夫そうで安心しました。」
あ、ここ物置だったのね…納得した。
とりあえず初めて人と出会ったら挨拶から始めないとな。
「…はじめまして、いきなり空から降ってきた黒田真司です。日本で学生やってます。」
「えっと、こちらこそはじめまして、私はアルミン・フローレン。ここフローレン村の村長の孫で魔法使い見習いをやってます。ニホン?という国は存じ上げませんがよろしくお願いします。」
魔法使い!やっぱここはファンタジーの世界なんだな!
「とりあえず、一旦落ち着くためにそこから降りましょうか?」
「…そうだな、ちょっと動けないから降ろしてもらってもいいかな?」
とりあえず話を聞くために俺は絡まった縄とかを解いてやっと地面に足をつけた。
この世界のことを聞くために村長の家(彼女の自宅)へ向かうことにした。向かう途中簡単にだが彼女から話を聞いた。
まずはじめにこの世界だが、アストルフォという世界で大きく8つの種族が存在しており、人族、魔族、機人族、獣人族、魚人族、天人族、竜人族、妖精族となっている。
大陸も8つに分かれており、ここフローレン村は人族が多く住むイエロー・ガイアという名らしい。
「着きましたよ、あそこにある家が私の家です。」
話しているうちに彼女の家に着いたようだ。
「お婆ちゃん、ただいまー。」
「お帰りアルミン、今日は帰ってくるのがはや…。」
「あ、こちらクロダ・シンジさんで異世界から来た方です。」
「ど、どうもー。」
出迎えてくれた老婆が口を大きく開けながら固まっている。嫌な予感しかしない。
「ま、孫が男つれてきよった!死ぬ前にひ孫が見られるとはの…。」
「ちょ!お婆ちゃん!違うから、彼はそんなんじゃないから!」
そりゃそうだ、孫が帰ってきていきなり男連れて来たんだ、勘違いもするだろうさ。
そしてなにげに拒否られてちょっと傷ついた…。
それから数分の説明してやっと落ち着いてくれたようだ。
「とりあえず旅に出る準備が出来るまでここで世話になってもいいだろうか?」
「ふむ、よかろう。しばらくここに住むが良いぞ。」
「ああ、サンキュウな婆さん。」
「一層のことずっとここに住んでもいいんじゃぞ?(にやにや)」
「お・ば・あ・ちゃ・ん!」
「ほっほっほ!。」
背後に般若が見えそうなくらいのオーラを出しながら婆さんに注意しているアルミン、そんな俺はフローレン家のお世話になりつつ異世界で生きていくことになった。
まだ主人公は普通の学生と同じレベルの強さです。長文を書くのは得意な方ではないのでおかしいところは少しずつ直していきますのでよろしくお願いします。更新は休みの日に頑張って進めますので気長にお待ちください。
追記:行を少し弄りました。