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異種界  作者: とも行
電子体決戦
22/28

21話 それは突然の別れ

夜、移住区外れのフランス支援部隊ベースで爆発が起きた。

黒煙が広がり視界が閉ざされた。

生きたまま燃え、煙で倒れる。

火の海に包まれ、逃げる場所はなかった。


消し終わると、黒い残害と焼き焦げた異臭だけが残った。

残されたフランス部隊は、爆発の原因を調査する。

すぐに、主犯人が見つかった。

アジア支部の人、理由と経緯は主犯の処刑により不明。


国際条約規定より、アジア支部に責任上総括ならび関係者は態勢を解除。

支部統括の管理権をフランス支援部隊に譲渡。

なお、支部総括及びアジア支部に既存する管理権を国際条約委員会にて監査・監修と

もにフランス支援部隊残存兵を使役する形になった。


アジア支部の政府に責任を擦り付けられてしまった。

現在、フランス支援部隊の暴走を恐れ、支部総括はアジア支部戦闘員による保護されていた。


フランス支援部隊は、区内全体の監視を実施する。

移住区の立入検査、商業施設の制限など支部住民に常に緊張が隣り合わせに生活を余儀される。


国際条約委員会、ギューイ・ルドルフが来日。

見解後、復興にともなるストレスをフランス支援部隊へ飛び火したと結論付けた。


フランス政府より、事態収集の調査中。


アジア支部戦闘員収容施設の会議室。

総括は、おでこにシワを寄せ、口を尖らせる。

腹の虫が悪そうだ。

円卓のテーブルに円柱の名札があり、決められた席に座っていた。

戦闘員分隊長も席に、腕を組みものテーブルを見つめるものなど様々だが誰一人喋らず時間がすぎていた。


ーーー

あかねとリビングで夕飯を食べていた、とたんにガラスまどが割れると同時にテーブルが顔に吹っ飛んできた、

倒れた衝撃で頭を打ち付けた、意識が持ってかれそうな頭をどうにか意識を保ちながら真っ暗になった部屋を見渡した、あかねは大丈夫か真っ先に彼女を探した。

「あかね?!」

返事は返ってこない、バクバクと胸が締め付けてきた。

眼が慣れ、ソファーに下敷きになったあかねを見つける。

ソファーを退ける、肩に手で何度も叩く。

「あかね?あかね?」

返事は返ってこない、嫌な汗がする息を吸い込み自分を落ち着かせる。

冷静に冷静に


意識は無い、呼吸は?

耳を口に傾ける呼吸音もする、手首からも脈も感じる。

リビングから自室に駆け出す。

端末で医療センターに連絡するが、繋がらない。

毛布をとり、あかねを包みお姫様抱っこで外に走り出す医療センターに運ぶ。


「……ぅあ………」


あかねは喘いだ……意識はある大丈夫だ。

外に甲高いアラームが往復に鳴り響き。

こんなときに電子体が来たのかと苛立ったが、夜空に黒い煙が立ち上っていた。


ーーー


まだ、おぼつかない頭を右手で押さえながら医療センターの廊下あるソファーに座る。

今は、左腕にチューブ繋がれ点滴を終わるねを待っていた。

廊下を騒がしく、次から次に怪我人が運ばれていた。


「あかね大丈夫か……?」


隣で座るかなめさんが、心配そうに顔を覗きこんできた。


「なんとか………何が起きたのでしょう?」

「わからない……黒煙が上がっていたのは見たが……」


彼は端末を取り出しタップした、目蓋を細め口を尖らせた。


「――あ………、ちょっとヤバイかも……知れない……」

「ん?何が起きたかわかりましたか?」


何かを言いかけて彼は、笑顔で心配ないと告げた。


「唯さん医療センターにくるらしい……」

「唯が?なぜ?」

「あかねの事が心配だからさ……」


「ちょっとダリルの所にいってくる、唯さんくるからそれまでは……ごめんな」

「ううん、大丈夫……お仕事頑張ってね」


30分後、唯が来てくれた。

リュックを担ぎ、走りよってくる。

目の前で量膝を付き手を握ってくれた。

「よかった……無事そうね……」

「来てくれてありがとう……リュック??」

横に頭を傾けて後ろをリュックを見ている。

「かなめくんが、念のためにサバイバル用の日用品頼まれたのよ……それよりかなめくんは?」

「え?唯がくるからダリルさんとこにって……」

「あれ?おかしいな……聞いてないわ……」


ーーー


戦闘員収容施設、グリフィングルーム。

ダリル中佐は手錠をされた状態だ。

パイプ椅子に座り、頭の後ろに回しす。

入り口と室内にフランス支援部隊の兵士が三人で監視されている。

室内と室外は移動はできる、施設の外には許されなかった。


「こんなことされる覚えないんだが……」


沈黙を崩さないフランス支援兵。


「まぁ……いいけどよ……」


呆れた顔をしながら、立ち上がる。

入り口からでようとすると、入り口の兵士が銃を突きつける。

「どこにいく?」

「トイレだよ。それとな、あやしい行動とかして逆たりしねぇから」


フランス兵士は、たじろむ。


「ああ、わかった。すまない……命令なんだ許してくれ」

「いや、いいんだ。しょうがないと思っている……だが、俺らはなにもしていない」


後ろに三人、流石についてくるよな……。

トイレくらい好きにさせてくれよ。

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