19話 仲裁役の代償は苦笑い 後編
自宅に帰ってきた。
自室のドアに入りかけたクスッと笑い出す彼女は、振り返って言ってくる。
「かなめさん、きもいです」
「えっええーー」
蔓延な笑みまま、彼女はドアを閉めていく。
ちょっと……、きもいってどういうことですか。
なんかしたかな……彼女の部屋をノックする。
「あいてます……どうぞ」
「きもいって何で?」
俺は、なんとも言えない急所をやられて、悶絶するきもちになりました。
「職場にまで乗り出す件は流石に引きました。でもありがとうございます」
「……ごめん。」
「嘘です、格好よかったかも……」
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ーーーーーおまけーーー
「やめてください……左藤さん」
「唯でいいわ」
「じゃ、唯さんやめてくださいよう……」
頭をワシャワシャされていた。
「さんって言われると親しみないわ……呼び捨てしなさい……」
「んーー、やめてください唯」
「はい」
今度は抱きついて頭を、ナデナデされている、あかねも抵抗なく受け入れた。
「本当に可愛いわ、この髪の毛すきよ」
「唯の髪も可愛いじゃないですか、先の放リボンで纏めて可愛いですよ」
「同じしてやろう」
唯のリボンをはずし髪を纏めていく。
「あ、ありがとうございます」
「リボンプレゼントよ」
イチャイチャしてやがる。
割り込める世界は無く、俺の存在など消し飛ばしてくれる。
唯は俺をチラッと見ながら、あかねをほうずりしながら後ろにまわりこむ。
後ろから抱き込むように右手を肩、左手を頭にポジュションを決めて。
「大好きなかなめさんが見てるわよ、なでなでされたい?」
「大丈夫ですよう、家でしてもらったので」
ゲスい笑顔を俺に向けてくる。
普通なら美人なのに……うん。
「へぇ……どこまでしたの二人は?」
「んぅ……どこまで?きぃ……キスはしました」
「本当かな~?」
「唯が試験日でねだりキスすればいけるっていうから……」
お前が変なこと吹き込みやがったんだな!!!
畜生、おまえのせいでおまえのせいで!!!俺は……
「まさか、それって半年以上前よね?」
「うん……」
俺は何も聞こえません。
突っ込んだらだめだ、負けだ。
「ふぅ~ん……なでなでだけぇ?」
「ゆぃび、指を指をなめました……」
あかねさん、洗脳されているのですか?
「へぇ……大胆になったのねぇ、彼は喜んだんじゃないの?」
「何もされませんでした……」
おい、ヘタレみたいな目で見てくんな。
「かわいそうにあかね……よしよし」
ぎらぎらしてますよ、左藤さん……。
左藤の左手が胸元に動き出す。
「んぅ……!!」
「へぁ!?」
「あらあら、手が滑っちゃった」
チラッと俺にいちいち見てくる。
右手はあかねの口を塞いでる。
「あらあら、素直に抵抗しないみたい、溜まっていたのかしらストレスなのかな?」
左藤、おまえ!!
「私のことかした?」
フルフルと横にふるあかね。
許してやれ許してやれ!!!
左藤の手は、おうとつの水面に沈んでいく。
水面の上で激しく波紋作るようにかき回す。
「ンゥ!!!ゥウウンー!!!」
あかねはビックリしたように胸元を眼大きく広げみる。
「感度良すぎない?」
フルフル横にふる。
「違うの?じゃ彼のせい?」
たてに頷いた。
え?え?
左藤の右手も水面ではしゃぎ出す。
おうとつの水面を大きく形を変えられたり、もちあげたり。
魅力的で神秘的な水面は本来的な感性で魅せられる。
「アッアッ……ンゥン」
「可愛い声よね……」
あかねは両手を口で押さえる。
危機反応がやばいやばいと発する。
「あら、大好きなかなめくんに助けてもらえわないの?」
「ン……かなめさん救ってください」
別な意味にも聞こえますが。
ん?やめるんだ、あかね俺の腕を掴んでくるんじゃない。
逃げれないよ。
ギラギラした眼を左藤ましていく。
謀ったな!!
水面は激しく暴れだす、あかねは腕を強く掴み離そうとしない。
それどころか、引っ張ってくる。
「あかねちゃん……彼にどうしてほしいの?」
「あかねの胸を強く○○○で……」
「で……?それから」
「○○○を手でお○○してください」
理性がぶっ飛びそうです。
腕を太股で挟むんじゃないやめろやめろ
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バカね冗談よの左藤の捨てセリフのゴングで終了する
そのまま外に出ていってしまう。
魂が抜けた俺は突っ込める力がなく。
出来上がったあかね止められるわけもなく、あかねは自分の手を使い始めた。
座りこんだあかねを、ひたすら口を塞ぎ。
声を殺す作業にしていた。
きわどい足のポーズで腰を引き寄せられ、引きはなそうとしたが、口を塞いでる為かなわず。
そのまま抱きつかれた。
ーーー
グッタリしたあかねを白衣をかぶせ、お姫様抱っこする。
キョロキョロしながら、室内を出たが真っ暗で、パソコンの明かりが左藤の顔を写し出していた。
「お、お疲れさん……ヘタレ同居君、皆帰ったわよ」
「左藤さん!!謀ったな!!」
「唯でいいわ……、謀りました~!!」
楽しく言うんじゃない。
「てか、まだいたんだ……唯さん」
「あかねの仕事溜まらないようにね」
意外と優しいのか……
「あかねを、ソファーに寝かせて」
朝見かけなかったソファーがある。
しっかりした、材質でなお頑丈。
クッション材も良く軍用で使われそうな材質が使われている、寝心地良さそうにソファーだ。
「はい……」
「資料室換気」
「はい」
資料室の窓を全開にした。
気づいたらしゃがみこんだ唯さんがいる。
「ネトネトよね……」
「生々しいんでやめてください」
唯さんが床まじまじ見ながら液体を採取していた。
ゲッ……
「何しているの……唯さん」
「DNA検査じゃないわ……ちょっとね……生理的な意味で貴方の為にも調べようかと」
「何を??」
「やましいことじゃないわ……彼女子供作れるのかって気にしてるわ」
「そこまでは流石に……」
「生めない人もいるのよ!!彼女にはそんな思いさせたくないじゃない」
「………はい」
「防音だけど……時々声漏れきたのよ……フォローするのにソファー作っちゃったじゃない……試作品用の予備在庫品でガス溶接とか電器溶接とかごまかせれたけど……」
「ばれてない?」
「ばれてない、それとはい注目上」
「カメラ……」
「バッチリ録画しましたーー後で二人に送るねヘタレ君、まじヘタレだとは思わなかった、ついてないの?」
「ヤメテクダサイ」
「あかねが……頭良いからませるのは当たり前だがここまでとは……、それにしても大概だぞヘタレ君」
ムカついた言い返したる。
「総括に報告してやろう、唯ちゃん」
「ちゃん………」
「見下して殴ってやろうか」
「はい………」
しっぽりするのやめてください。
この人まさかドMなのか………ひぇ………。
「ごほん、構いませんよ。総括にいますぐあれを送りますが……ばらまいた方がよいかしら」
端末をタップして目の前で見せてくる。
¨お願いお願いします、あかねをあかねを……¨冷静に停止ボタンをおした。
「今日はとんだそそを失言を申し訳ない」
綺麗なお辞儀を決める。
「こちらこそ助かりました。今度ともあかねの親友としてやっていきます。困ったら全力でフォローします。だから、貴方もいつまでくすぶってる気持ちを彼女にぶつけられるように頑張ってください。今じゃあやふや何でしょ?告白して決めなさい」
親切に丁寧に優しく渡る彼女に大人を感じる。
「ヘタレってよりあやふやままだから次の段階にも行けないはわかる。女性から見た私からしたら貴方は素敵だもの、真剣に彼女に向き合っている向き合いたいって気持ちが出すぎてますよ要君、応援しちゃう。それから、私と友達になってください」
「え?」
「お互いあかねをフォローしましょう」
「あ、はいこちらこそ」
「セフレ的な意味はないですよ、彼氏はいますから」
「聞いてません」
「ストレス溜まったら相手しますよ?子供できないので……」
「やめてください唯さん、そんなにやわじゃないです。せっかくいい人だと思ったのに」
「唯ちゃんじゃないの?」
「へぇ?」
「唯ちゃんで良いから」
「年上ですし……」
「気にしない、友達だもんね要君」
「………わかりました唯ちゃん」
喜んで手を触ってきた。
ねっとりと手を伸ばすと……ネバーと糸を引いていた。
「ごめん、あかねの内液をこぼしちゃった……ごめんなさい……」
唯ちゃん!!!
研究職員はこういうやつらしかいないのか!!!
「モップかけといてね床」




