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異種界  作者: とも行
電子体決戦
18/28

17話 内輪揉め 後半

研究所の左藤です、後輩の素性がすごく気なる歳になります。

おばさんじゃないと思います、ちなみに26歳独身です。

あっ、彼氏はいますよ。


それから、赤髪の子なのだけど……飲み物おごったり食事誘ったりしてDNA採取しました。


検査したら、あら驚きです。

「どの人類種族に該当しない!!!」

思わず、これやばいなとか思ったわ


検査内容はシュレッダーにかけて、DNAデータは燃やしたわ……。

一ヶ月以上、あからさまに壁を作って冷たい態度しちゃったけど、彼女勘違いして落ち込んでるのみたいなの……。

次の日、珍しく顔を青ざめて早退しちゃったから、やり過ぎたかなと心配だわ。

私と違って、まだ幼いのよね……、きっと落ち込んじゃったかしら……。

大人げない……大人げない……。


電子メールで、後輩に謝罪のメールを送る。



ーーー


朝、ベットにあかねが隣寝ています。

思わせ振りで悪いが昨日の「キスしてほしいな……」流れで、キスはしませんでした。

裸の幼女の写真を持った、お父さんが頭の中でよぎればそれどころじゃない…。

夜遅かったから、そのままベット連れていきなだめました。

結局、添い寝することになったんだが!!


握った手を、ベットの中で指をカリカリかじられたり舐められました。

指を舐める音チュパチュパさせながら、彼女の目線は常に俺の見ている……、柔らかい舌が指に絡み付き暖かい温度を感じ……、舌が指をフィットさせて唇の圧力を感じる。

胸を高まりを騙し騙し、なんとか今にいたる、性具背なんだろか彼女の……、生殺し状態です……。

一睡もできませんでした。

体を無理矢理起こす、眠い。


「……………」


会話始まるべきだったでのしょうか、今は動く事も話すこともできません。

彼女の冷たい横目が俺を縛り付けます。

無言の圧力の向こうに寂しさ、構ってほしい目が宿っています。

めんどくさい、感情は2割しかありません。


「仕事行くの……?」

「……はぁ……休みますよ……」


眠いから休むと、ダリルに電子メールが送った。

ダリルからは、¨了解した¨ これだけだ……いいのかなこれ……絞られそう。



あかねをお父さんに引き合わせたい、生き別れた娘に、顔でも……見せてあげたい……。

なにより、あかねのお父さんだ。

連れ出して会わせるしかない。


「外出しない……?」

「いやぁ……」

「ご飯食べに行こう……」

「いや」

「買い物しに行こう」

「いや」

「映画いかない?」

「いや」


俺の心が握り潰され足で何度も何度も潰される。

釣りは餌が大事だ。


「あかね……デートしよう」

「…………」


枕に顔を静める彼女、耳が赤くなっていく。

こちらに振り向き笑顔を返してくれた。


「はい……」


あかねは、自室に戻り仕度を始めた。

本当にこれで良かったのだろうか……?


俺も仕度し、リビングで待つ。


自室から来た彼女は、普段見ないスカートにダフルコートだ。

新鮮な彼女で、輝いて見える。

「行きましょう」

可愛い彼女は手を差し出してきた。


ーーー


商業施設、被害でまだまだ再開してない箇所はあるが賑わいは戻っている。

服や雑貨を買う彼女は、いつも通りの彼女になっていた。


近くの公園の喫茶店のカフェテラスに落ち着いた俺らは、他愛ない話をしながら白い息を吐く。

「寒い季節になってきたな……中の方が良かったかな……」

「いえ、大丈夫です。買い物で熱くなっていたからちょうど良かったです」

「仕事で辛いことあった……?」

「………ええ」

あるのか……、よく思えば研究職員は社会努めだしな、納期とか観測とか感知データとか良く言ってるしな。

14歳でラボいる自体、彼女は天才証明されている。

大人に囲まれた環境は慣れていないんだろな。

戦闘員は、不足すると厄介だがら早くても10歳ならスパルタ教育で誤魔化せられた俺にとは違うんだ。


「相談に乗るよ」

「大したことじゃないんですが……」

「でも、辛いんだろ……?」

「はい……」


膝元に視線を見て考え込む彼女。


「実は、上司に一ヶ月前から無視されていて……その上司は嫌いなんですが私のとっての唯一で職場の親切な上司なんです。それと……」

「それと……?」

「昨日の写真……たぶん、お父さん柄みですよね?」

「うん……」

「私は会いたくないです。」

「あかね……」

「会ったら私はここには入れません」

「どういうこと……」

「詳しくは、話せません……」

そのまま、うつむいて口を閉ざした。

「話してくれてありがとう」

席を立ち、笑顔で彼女に手を差し出した。

きょとんとした、彼女だったが答えて俺の手に彼女がやってきた。

柔らかく喜捨な手は暖かく、彼女の笑顔は俺にとって生活には欠かせしちゃいけないスパイスだ。

きっと、そのスパイスがなかったら味気ない生活や世界で味気ない。


「一人で悩むより、二人で悩んで行こう。俺達に解決出来ないことはないと思う」

「なんでですか?」

「国際条約に反したくらいだからな」

「確かに……」


くしゃと彼女は笑った。



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