16話 内輪揉め 前編
フランス支援部隊は友好的である。
移住区の建築時は、丁寧にしかも仕事も良かった。
遠い場所から来くるなら、軍人でまとめるのは備えてくるのは当然だ。
一年たっても皆さん、丁寧になんだよな。
男性がいる、やつだけすごく浮いている。
堀深い顔に幅広いメガネをかけ、身長はたぶん180センチはあるだろう。
スーツはラインが入り、胸ポケットにはペンがいっぱい入っている。
アジア支部の子を止めては、写真を見せてしている。
宛が外れたのだろう、がっかりそうな顔をしながら手を振りメルシーと肩を落としている。
表情豊かな感じで悪い人ではないようなはず。
ちょっと前を通ってみるか……。
「スイマセンアノイイデスカ?」
呼び止められた、片言日本語なのですね。
英語は自信あるのに。
「なんでしょう?」
「コノコ、ココニイル、サガシテイル」
写真取りだし威圧的な体を近づける。
写真は、真っ裸な幼女だ。
ギョッギョ
ちょいまて、ガタイいいけど悪い人じゃないと思うし目は優しいと思うのだけどな、変態なのかこの人!!
「ワタシノムスメ、イキワカレタ」
あ、なるほどね、それなら大丈夫だよね。
写真は、海水浴ではしゃいでいて、笑顔で水を両手に掬い上げている姿。
最後の写真がこれしかなかったのか、もっとましなのがあったと思う。
服を来ている写真とかあるはずだ。
ん、あれ?面影がどこかで?
どこかですれ違いに通ったかな、赤色の髪にこの目付きどっかで見たんだよな。
「カメラで写してもいいですか?」
「……ウツス?」
あ、日本語わかってないかなフランス語わからないからな、ちょっとどうしたものか?
ギラギラした目が明らかに苛立ってるな。
外国人が怒ると苦手なんだよな。
「ヘンタイナンデスカ?」
通じてるじゃねぇか!!
それと、お前に言われたくない!!
「知り合いに聞いてみるのでおかりしますね」
「メルシー、イイノデスカ」
「はい」
端末からスキャンする、顔認証が胸に来たがいや、何でもない。
電子メールを送った。
お、電話が掛かってきた…… はやいな。
(かなめさん、今すぐ会いたい?どこにいます?)
(あえっと……、フランス軍仮設ベース地区にいるけど)
(あ、なるほど。ちょっと相談が……家に戻りますから一人できてくださいね)
電話は切れた、あっとなんか深刻なトーンだな……。
なんかあったのかな、心配だ……。
「すいません、わからないみたいです」
「メルシーアリガトウ」
がっかりそうに肩を落として、ちょっとかわいそうだな。
俺も探してやろう……。
手を振り、あとにする。
ーーー
「ウワ」
家のドアを開けたら彼女がミジンコの頭になってやがる。
そんなわけがない、ミジンコを引き剥がしなげた風船のようにふわふわ家の奥へ飛ばした。
「かなめさん、条件があります」
「はい?」
「その写真データを消してくれたら私はなんでも言うことを聞きます」
「話の脈絡がつかめない……消すのは今は無理だ」
探さないとならないしこの子見つかるまでは流石にな……。
「なんで?恥ずかしい恥ずかしいの!!」
駄々っ子みたいに言われてもな……。
「この子探してる人いるんだよ……あかね協力してくれない」
「勘違いしてる!!かなめさん!!それ私なの!!」
「えっ」
「消してください、恥ずかしいので!!」
「えええーー!?」
端末を胸ポケットから、奪いとられた。
「あのあかねさん……」
「かなめさん、消します」
つり目のまま、端末を操作しデータを消された。
ジト目で睨まれながら端末を受けとる。
「記憶を消し去りたいです……」
「あのあかねさん……落ち着いて……まって……」
目のハイライト消えて、ブワッと無言で泣かれてしまった。
ただ、リビングの椅子にすらわせて、膝をついて目線を合わせながら慰めてやる。
俺もわからなかったんだよ、子供はね裸は皆同じだからとか、ねぇ大丈夫だよとか言いながら。
彼女の近くで椅子を寄せて座りテーブルに肘をついて頬に手の甲を頭を支える、無言で泣きながら俺が動く度に目で追ってくる。
近くで常に目が合う状況、すごい圧力……。
暫くしたら手を握ってきた 大丈夫? と返したら頭が縦に頷いた、やっと大丈夫そうだ。
俺に見られたのが相当ショックだたのだろう。
泣いた後すごく甘えて来た、握った手を寄せて抱き締めてくる。
片手を絡み付けホールドし、両手で手を包み込まれて彼女の頬のスリスリされて上目遣いされています。
もちろん、ホールド技でノックアウトダウンです。
殺しに来てます。
「キスしてほしいなぁ……」
はい、死にました。
無事です、写真件は解決しました。
あっ娘さん見つけましたよーーーー!!お父さんーーー!!




