表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異種界  作者: とも行
電子体決戦
16/28

15話 テンサイ 予兆


遺伝子組み換えたネズミを微生物がはいった容器にいれる。

微生物に侵食されたねずみを再密度放射線治療器で有害細胞を見つけ除去。

拒絶反応の緩和ために粒子3次放射スキャンをする。事細かに中身の変化を粒子でとらえるためのものです。


規定の遺伝子構造デザインが決まってますから、それに合わせて細胞をチェックし修整処理をします。


はい、何をしてるといいますと人工生物を精子と卵子使わず異種配合しています。

生体の負荷は今のところ緩和はできないと思います。


無機質と有機質を備え付けた生物を産み出そうとしてます。


生きたねずみとミジンコを掛け合わせたらかわいいじゃないですか。


ーーー


「あかねさーん……あかねさん」

「かなめさん……どうしました?」

ドアから覗いてたっていた。

「夕御飯たべよう」

気づいたら7時ですか、容器を布を被せてる。

自室から出るとテーブルに食事がならでた。

作ってもらってばかり……今度は何か作ってあげねば!?

「結構集中していたみたいだけど何していたのかな?」

キメラを作ってましたなんて言ったらかなめさん誤魔化せると思うけど、ばれたらヤバイことになるんだよね……。

異種配合の制限は研究員のお約束だし、ばれたら研究員としても人としても後ろ指さされます。

人のクローン作りたい気持ちはありますが。


「え?そうかな?集中してたかな?」

「容器を見ながらなんかしてたみたいだけど……実はあれすごいやつだったりする?ヘッドレックス腕生やしたみたいに」

いえ、似た応用みたいですが。あれよりすごいことにはやっています。

「いえ……」

滝汗がながれる、やばい吐いてしまいたい。

「かなめさん、あの……!!」


ーーーー


研究員出社、嫌な上司が絡んできた。

「結局ドロドロな展開はなかったのよね……つまらないわ」

椅子にすわるなり睨み付けてやった。

「それにしても、あなたのお陰よ。重役ポストが負け犬に頭を下げてからだいぶわがままいえるようになったから。戦闘員から接点も多くなったことわけだし。仕事やりやすくなったわ。代表し感謝するわ」

頭をわしゃわしゃに撫でなれた。

ツーンと表情しながら腕を引き離す。

「髪の毛のびたわね……」

「伸ばしてますし……おかしいですか……」

「おかしいとか概念言ったら突っ込むべきは、貴女の髪の色かしら……」

「コンプレックスなんでやめてくださいよ」

キャップかぶり隠す。

「あら、もったいなあ……綺麗な色で私は好きなのよもったいないから取りなさい」

キャップをとられて、あたふた。

返してくださいよっと言うと、上司が被り出すありさま。

「可愛いのだから、いいじゃない」

「可愛くないですよ……」

あらあら、彼氏さんはだいぶ可愛がってもらってるのに?

ちゅちゅしてるのに?

むきーと、椅子から立ち上がり防止を奪い取った。

「前々からおもったのだけど……カラコン?」

「いえ……」

二十代左藤氏は、眉をつりあげ上をみやげなから腕を組考え込む。

「日本人の名前なのに……もちろん該当しないのだけど……あなたってどこの国の血が混じってるの?」

「………………………」

「…………聞いちゃダメだったみたい………今の話は無しね」

「………はい」

でも、気にしちゃう左藤である。


ーーー


「かなめさん要さんーー!!」

朝6時に目覚めたら、涙目になった彼女の顔が目の前にあった。

「お願いです、私の部屋にきてほしいです」

「ん、ああ…………」

あかねのドアを開いたらそこに、ミジンコが浮いていた。


脇のあかねに目線を合わせたら、ゆっくり目線外し泳ぎだした。

ミジンコがパクパク口が動かしている気持ち悪いな…

「可愛いですよね」

んぁ?!!!


あかねさんいい趣味してますよね。


「どうやって容器からでたかわかりませんが、起きたら浮いてまして……どうしましょう……」


先日の夜を思い出す。

「あの……、かなめさん!!」

「はい?」

「あの容器なんですけど、本当はやっちゃいけない異種配合実験してまして、だからそのかなめさんには信用してますから言います」

「ん……………はい」

またか、また俺に災難くるのか俺にはやりたいことがあるのに。

「かなめさん、お願いします」


あー、止めるべきだった。

後悔しています。


現在の彼女はギラギラしています。

ミジンコをみながらうっとりさせている。


「かなめさん……お願いです。捕まえてください」

えっ、嫌だなーと思いながら

おそるおそる手をミジンコ近づけると、触手が人差し指に絡み付いてきた。

よく見ればつぶらな瞳に透けた体で、可愛いかもなと思った。

ミシャミシャ

触手数本絡み付き、腕を這いずってくる。

いや、拳代のそれはみちみち触手を腕に巻き付ける。

「無害そうで安心です」

あかねさん、まさかの掴むの?

掴みとったミジンコを胸元に抱き抱えた。

触手で張り付くそいつは、片胸にびっちり張り付きます。

俺ももう一回触りたいといって胸ごっと触れるんじゃないか邪心がはいりました。

失礼しました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ