14話 目処
フランス支援部隊は、移住区再建築を2ヶ月でなしとけだ。
端末デバイスに情報通信可能になった。
知り合い、友人、家族と連絡し安堵をもらすだろう。
ダリル・フロスト、実績や復興の功績をたたえられた。
男ぶった女が女々しく漏らした弱味にしか聞こえない。
期待は裏切れねぇ………、だが……。
退役軍人リハビリケア施設、半年たったいま……。
傷が癒えないやつらが集められいる。
自殺するやつまでいる、友人を守れず、知り合いや家族に先たてられ希望がなくなっちまった。
あぁ……、わかるぜ……、わかるぜぇその気持ち……。
「ヘッドレックス……」
「ダリル中佐か……俺には……何もできない……帰ってくれ無様な俺を見ないでくれ……」
ヘッドレックス、違うんだ俺はそんな目でみていない。
「毎日、来るのはやめてくれ……中佐頼むから……期待には答えきれねだよ……」
「………ヘッドレックス……俺はお前を友人だと思っている」
「………中佐……腕がない……俺には軍人は無理だ。頼む」
わかっている、わかっているが。
お前が死んだ魚の目で俺を見ないでくれ
頼む、だから、死にたいとは思わないでくれ。
「中佐………いっそのこと殺してくれ……それか出ていってくれ」
ーーーー
夜に帰宅すると飲んだくれが二人いた。
「手繋ぎ帰宅とは、いい度胸だ」
「若いなお前ら……」
「総括とダリル中佐じゃないですか」
「どうしているんだ……?」
「元々は私の別荘だ、私がどう使おうと良いじゃないか……」
確かに、総括の管理の監修もと俺ら二人は同居する事にはなっていた。
総括の私物だったとはいえ、やるせない……。
彼女は、暗い表情でこちらを見ながら一言を俺に言う。
「返す言葉はありません……」
あかねに攻めているつもりはいないし、結果的にはいいと思う。
頭を撫でるやる。
それでもお二人は、重役ポストでこんなとこにいてよいのだろうか?
「飲んでいていいのか……」
「ああ?これっぽっち酒なんて影響なんてない、なぁダリル」
「序の口だ、まだまだ飲み足りない」
「たまにはガス抜きしたいよな……」
気持ちはわかる。
重役の務めや支部の全員の管理。
フランス支援部隊の配慮に、復興の進捗管理。
死者のわかれ、負傷者のねぎらい。
明日には、平和をくるのかと自分で問いかけ。
朝に、平和なのかと問いただす。
「ダリル、無理するなよ……」
「無理だ、限界だ……今からお前が中佐だ」
ダリル、しっかりしろよ……。
「総括、いつもお勤めご苦労様です」
ボトルをキュッ空け、トクトクとグラスに注ぎ込む。
お、悪いなといいつつ……、豪快に飲み干す。
「かなめさん……?」
「たまにはいいと思うだ、総括や中佐にも辛いことがあるだろうし……」
それに、少しでも弱味握りたいしねと囁いたら、ああ!!とハニカンダ。
「かなめー聞いてくれよ、ヘッドレックスがよ元気ないから会いにいったら死んだ目でみてくんだぜ……腕ないのがそんなに根に持つのかよ……毎日心配でいってやってんだぞ俺は」
「ダリル……そいつ可愛そうだろ……止めてあげろよ……プレッシャーになってるんだよぅ」
総括に言われて、やっぱりそうかと頷いてダリルはおつまみを口にほうばる。
「ヘッドレックスに腕生やしてあげれたらよー」
「義手じゃだめなのか……?」
「機械には苦しめられて、機械の腕つけるのはアイツのプライドが許せないだろうな」
「どうにかしてあげられたら良いんだけど……」
「できると思います、ラボの職員で解決できます……」
「ほんとうにか?研究室は最近よい報告が私の耳こないのだが……」
「あう……戦闘とかなると知識ないので……やればできるとかやるしかないとか肉体労働向かない達なので、具体的に言ってもらえれば解決策はでますよ。」
中佐に頭いいんだねとか、かなめとどこまでいったのとか言われたり。
総括につまみをダリルに巻き始めた。
つまみはかきぴーです。
「まぁ、研究バカばっかりだからな……そりゃ言えてる……」
二人で、笑いはじめていた。
「負傷した人の腕と足ならなんとか治療システム作れますよ」
「そうなのか、ヘッドレックス喜ぶんだろうな」
「いやー、そうなら私の頭痛の原因が減る。なんか気持ちがよくなってきたダリルボトル一気飲みだ」
「まかせろ……」
ガバガバ飲み始めている。
やってらんないなと感じて、あかねに肩を置き。
もう諦めよう、そうですねの二言目でお互い自室に引きこもった。
翌朝、中佐と総括はお互いトイレでのびていた。
端末で写真を一枚とり、総括の秘書官に送り付けた。
すぐさま、迎えに来た秘書官に内密にお願いしますねと言わんばかりに土下座してきた。
総括さん、相当に困らせているよ。
二人は元の家に戻った。
総括の体調を崩したのは支部にしれわたったが、忙しい立場上しょうがないと騒ぎ立てにはならなかった。
一週間後。
総括とダリル中佐が雑談をかわし飲酒は控えようと話になっていた。
おぼつかない飲酒の記憶をたどり、二人はあたまにでっかい !!!! が出てきた。
お互いに指を突きつける。
総括はラボに直電する。
ダリルは走り駆け出す。
あかねの研究部署は、騒ぎがきた。
総括からの内線だぞと呼ばれ受話器を取るとダリルがあかね前で、土下座して泣いていた。
すがりついてくる、ように白衣をひっぱってきた。
「ゼハァ……ウグッ………あいつのためだ……頼む頼む……頼む……」
あかねの上司左藤は、奥手な彼女を大人のダリル中佐が無理矢理押し倒し孕ませて、あかねの同居さんのために降ろしてくれ頼んでると脳内で変換されていた。
総括は、彼女に不幸の電話をかけてきたと見ている。
まさか!!思う職員はいただろう
上司の左藤はゲスイ笑顔浮かべ、どうしました中佐 顔上げてください などフォローしていたと証言が上がった。
あかねは、思わず乱心し釣られて泣いて出ていってしまう。
そりゃおじさんが泣きながら息みだしながら迫ったら怖いよね。
あかねから、連絡をもらい。
公園のベンチで震えたのを家に連れ帰り、落ち着かせた。
中佐、総括は家に入ってきた。
深々と土下座し飲酒の件、此度の気分を害した件をあかねの部屋のドアに頭を下げてきた。帰るまではドアが開かなかった。
二日後、ドアが開きいつもの彼女に戻っていた……目の下のクマが凄かったのはきっとトラウマだったのだろう。
重役に二人に攻められたら怖いわな。
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ヘッドレックスの腕は無事に再生のきざしを見せた。
ヘッドレックスは、遺伝子を少し変えたらしいトカゲの遺伝子が組み込まれたしい。
遺伝子配列を変えてから元に戻したのだと。
再生後、ヘッドレックスは遺伝子構造を戻したときいて残念がっていたが、適応力はないみたいなので今は無理でも研究すすめばいけるらしい。
組み換えたら、拒絶反応がおきて体が腫れ上がるらしいとのこと。
フランス支援部隊は、今回の壊滅的ダメージに調査に乗り出していた。
総括には、打開策は秘密にするように口止めされていた。
水素電池の爆発からくる強力なパルス磁場といっただけで、国際条約に引っ掛かるみたいだそうだ。
フランス人は気さくなだけ、すぐにばれそうだけど……。




