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異種界  作者: とも行
電子体決戦
14/28

13話 二人の距離

朝、目覚めて自室からでる。

キッチンでコーヒーをいれてると臭いに釣られてやってくる。

はいよって、マグカップを渡したら。

可愛く笑顔して、腕と両手で抱きながらホールドしマグカップをすすってきました。

寝ぼけてますね。

自分の手でコーヒーを飲みなさい。

「大好きだなんですよ、すいません」

コーヒーがだよね?

腕を脇にがっちりしながら両手で、俺とマグカップごと 捕まえるのやめてください。

胸やわらかいです。

ムカツクから、ちょっとコーヒー飲むときに指を口にたててやる。

頬を耳まで赤くして上目遣いの横目で、指先と爪をカリカリして舌で指を押し出してきた。

指をどけろって意味なんだろう、理性が飛びそうなので指を戻した。

そのまま、マグカップ奪い自室にトテトテ足跡たてながら戻っていた。



とりあえず、卵を焼きながらウィンナーを放り込み。

卵をドロドロね半熟のまま、ウィンナーの肉汁と溶けませたら出来上がり。

後は、このまま米に乗せたら最高なのだが……米がないときた。

トースト焼いて、暖かいうちにバターを溶かし塗り。

テーブルに朝の定番の2品ができる。

「いい匂いがします」

部屋から支度した、あかねが席につく。


ドロドロのウィンナーを食べる彼女の嬉しそうな表情を見ながら、胸の高まりがこみあがる感情を確認する。

妹に重ねて見ているのか……いや、だが……、嫌じゃない。

この気持ちは……。


食器を片付け、仕事用の手提げカバンを取り。

鏡で身なりを確認し、よし今日も頑張るぞとか、今日も頑張れるとか思いながら部屋から出ていく。


彼女が家の入り口に立って待っていた。

「はやく行きましょう」

「ああ、わかっているよ」

支部本部までは一緒に行くのが、日課になっていた俺達。

必ず、彼女は呼び止めてすがってくる。

時には、イタズラのように「手を握ってほしいですか?」「握ってあげてもいいんだけど?」とか言ってくるが、今日は素直に右手に指を絡めてきた。

彼女は恥ずかしくさを笑い誤魔化した、指を強く握り返してやった。

上目遣いが、目の前に接近する。

あかねの手から伝わるぬくもり、柔らかい腕や匂いが近いせいか最高に落ちつける。

今の小さな幸せを感じられる。


ーーー


「はぁ………」

長いため息を吐きながら、椅子に力つきている彼女がいた。

頭が、彼でいっぱいになっていた。


研究室が安定軌道しはじめてから支部崩壊後の半年たってからだ。

いざ何かを取りかかろうと思える気持ちが混み上がらない。

椅子をくるくる回しながら部署を見渡す。

ここは、静かになってしまった。

シェルター災難に巻き込まれたせいなんだろう。

300人いた部署に今は、半分もいない。

100人もいないなぁ……。

「あかね……」

重苦しい声がする、迎えの机にいる上司だ。

上司も女性で見慣れた人なんですが、締め切りや進捗率などペースメーカー役になっている。年上の女性なうえ苦手です。

「働きなさい……」

「はぁい……でも……」

「気持ちはわかるわ……私も仕事する気分じゃないから……」

「はぁい……どうしましょう……これといった指示が本部からきませんし」

「そうね……、支部の防衛システムの見直して役立つアイディアを出していくしかないかしらね……」

「確かに……でも今は難しそうです。頭がまわりません……」

「おとこで夢中か」

「ウグッ」

飲みかけのコーヒーを吹きそうになった。

違うんです違います、ジェスチャーして、あたふたしたところで上司はニヤニヤしてからかってくる。

「肯定ですぅ……」

「ははっ……流石に手を握って出社してくるだけはあるわ、色ボケめ」

「あう……」

資料で叩かれる、暴力はいけませんパワハラですよ。

叩かれた資料を見ながら、頭を撫でる。

「フランスさんの、研究報告書もらったのよ……あかねが興味深い遺伝子について抜粋しといたわ」

「左藤さん!!」

椅子を蹴飛ばし立ち上がり、彼女の頭に抱きついた。

嫌々嫌がっていたが、頭を撫でてきた。

「大好きだ左藤さん」

「いや、あの男にいってあげろ」

「うっ……言えません」

「ん?……言えないってことはないだろう?繋ぎ出社するくらいだろから、家でも繋いでもらってるだろ?」

二十代後半女性がニヤリと笑う。

貫禄まであるゲスイ表情は、セクハラですか下ネタですか!!

「まだ、繋いでません」

「おっ、キスはしたのか?」

「してなくはないですが、人工呼吸です」

「……あかね……人工呼吸ってまさか……まだ何も進展してないのか……はぁー、ちょっと資料室にいこうか」

資料室で左藤さん直伝、男に誘うテクニック講座が三時間缶詰にされた。

男は、単純とか

ねだりキスとか、単語が色々飛び交ったが

相手の好きな服を選べ落とせとか言われたが。

「彼の好きなの白衣しかありません!!」

左藤さんのうちなる心はぶち壊れていた。

鈍感奥手だったよな、思いつつ……

「あ、ほれ……彼からの案件あるだろ、武器の試作中のやつ。」

「ありますけど……」

「いい線いってると思う、試作品できたみたいだからテストがてらチチクリいってこい。もちろん……キスしてこい」

ご褒美キスしろ!!いいかねだりキス!!だとか、耳元で囁かれた。


ーーー


白い息が出る季節、戦闘員訓練施設の射撃レーンにいた。

あかねに呼び出された、試作品のテストだ。

やっときたかとワクワクさせていた。

「かなめさん、おまたせしました」

「ああ、それか」

嬉しそうなかなめさん、腕いっぱいのボックスを渡す。

「注文通りですよ」

「本当か……!!」

「まずは見てください」

ボックスを開封すると、彼はおおっ!!と歓喜をもらしていた。

デザインは私がうけもったモダンな灰色に手触りは滑りにくくしてあります。

「手触りはどうです?」

「しっくりくる使い方はどうするの?」

「これは、アースカッターを飛ばせるようになっています。古い方法ですが昔の軍用の弓からアイディアをもってきました。形は弓とパチンコ中間に見たいですが、ボーガンのようになっています。トリガーが握るところにあります。感触どうですか?」

指をトリガーにかけカチャカチャと引く。

連動され、アースカッター排出装置が動く。

取り回しは、50センチもなく小回りきくそうだ。

「アースカッターも専用に開発をしています。小型化しています。見た目クナイみたいな感じですが威力は従来のアースカッターより上回ります」

「たしかにクナイだな。」

「セットはここに」

あかね博士の説明を聞いて、使い方を伝授してきた。

クセがあるが、威力はありそうだ。


射撃レーンの的が抵抗なく突き抜け。

こいつはいい最高です。


「あの、あの」

「ん?あ、良くできてるよすごいよ」

「ご褒美ください……ご褒美」

もじもじ、上目遣いで迫ってくる。

顔が近いですよ、つま先立ちで攻められてもな。

「何がいいかな……ははっ……」

頭を撫でる、上目遣いがキリッとなる。

違うのか?

手を握ってやる……力強くしめられる……これも違うのか。


えっと、えっとどうしたらよいかな。

「ご褒美は何がほしい?」

彼女の唾を飲み込む音がする。

顔が近い、あかねの吐息が顔にかかる。

「あかねと……」

耳が真っ赤になってる、たぶん俺も赤くなっている。

「あかねと………その……」

「うん……」

「人工呼吸の続きがしたいです………」

「あっ………?」

素直にキスとは言えなかった、恥ずかしく恥ずかしく。

かなめさんは、上を向いてるけど耳まで赤いくなっている。

後少し押しだ、後少しで思っていると、突然やってきた。

唇に伝わるこの質感、かなめさんの匂い。

心がやったーと騒いでいる、

心臓がドキドキが止まらない、もっともっともっと

かなめさんのシャツをひっぱり、唇を引き寄せた









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