1話 電子戦争
人類初、脳の記憶を解析し記憶をデータ化する事に成功した。
だが、人格を持つ、ロボットなど作られたが、トラブルが頻発する。
料理人有名なオープンソースの電子脳データで自動で料理させるロボットアームが、案の定性癖が全開になってしまって、いやらしい手つきで奥さんが危険に合う……。
「眠りたい」「食事したい」「セッ○ス」など欲求にたいしてのトラブルが多い。
いきなり眼を覚ましたらロボットに変えられたら困惑するわけだしね。
国際条約にて、コンピュータ上で展開する一時的な処置としての認可される。
宇宙飛行士が遺族へメッセンジャー残す的な役割だったのだが、国際条約を無視して戦争に利用する馬鹿がいたわけだ。
国際条約に歯止めがたたないので、国際対電子人体テロ対策(international bonedigital Counterterrorism)が世界各地に展開されていた。
IBC(国際対電子人体テロ対策)アジア支部では、厳重なコンクリートの壁に囲まれている。
大陸の半分が支部で、シェルター的な役割なのである。
検問所の支部入り口からは荒野である。
俺は荒野でぼっちだ。
検問所スタッフからは「迎えなし、歩け……」の一言で終わる。
「IBC配属なのだけど……」
「俺もIBC配属スタッフなんだが………ルーキー見捨てられるよくあるさ歩けよ」
そして、蹴られた。
検問スタッフに見捨てないでアピールしたが、眼を反らされた。
水筒を投げつけられ「すまん、これしかできない……」と言われましたが、世紀末のような荒野をしょうがなく歩きだす。
あれから半日、配属初日に移住区までひたすら歩いた。
世紀末みたいなトラックが近づいてくる。
おっと、ヒッチハイクして助けてもらおう
スピード落ちないからもしや、見捨てられるかな?
なんで、俺からそれないの?引き殺すつもりなの?や~っ怖い
チラッて運転手見てきた、殺る気スイッチ全開じゃねぇか
腕のトラックのジリジリ熱い鉄板感触の最後に気を失っていく…
ーーー
「はぁ……はぁ……」
女の子吐息を感じる。
息を荒く、俺の胸元に手をつけ彼女の身体が上下に動いている。
これでもかってくらい、揺れている。
なにがって?もちろん!おっぱ……
しかも、彼女は大胆にキスをしてきた。
答えるように俺は舌を……
「ンゥ……!うえっ……。生き返ったみたいね……。」
眼元が充血し息を荒くして……、なんかエロいなっ可愛いな
胸でかいし、ショートカットの赤髪ですが好みです。
「あ……どういう状況ですか?」
「ごめん……車で弾いちゃったみたい……」
「でも、目が合いましたよね?」
「時々いるのよ、防衛ライン乗り越えてくる人間に化けた電子体。でも……確認したら肉体だったから……しかも同じ職員だったみたい……」
気づいて、泣きながら蘇生措置をしてくれたようだ。
「それより、上着きたほうがよいよ」
「えっ……」
「荒野だから熱かったのはわかるが、キャミソール姿なんだが」
みるみる耳が赤くなっていく、かわいい。
腰に巻いたインナーを着てトラックにからジャケットを羽織る。
「かわいいやつ……」
つい、口に出してしまった。
「………」
無言で上目遣いが俺を直視してきた、眩しくて直視できない。
「トラックにの、乗りなさい。移住区と配属先にいくんだからね…」
「あ……ありがとう」
言うまでもなく移住区までつくまでは、気まづい空気が流れて無言であった。