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孤独な魔王様  作者: 高梨王牙
全ての始まり
1/10

序章

アバドンは天涯孤独の身である。

彼女の母親は、酷く病弱だった。

だから、彼女が生を世に受けたとき、母親が死んでしまったのは、必然だったのかもしれない。

父親はある国の王で、何時も忙しなく業務をこなしていた。

父親は王という立場上、彼女が一緒にいられる時間は非常に少なかった。

彼女は、普通の家庭が羨ましかった。

彼女はただ、普通に朝食を、家族全員で食べ、普通に家や外で遊びたかったのだ。

普通に、・・・・そう普通に彼女は暮らしたかったのだ。

だからこそ彼女は、この世の何よりも、家族を大切にする。

だから、父親が死に、王位を継ぐことになった時、彼女は直ぐに王位を辞退した。

王位を捨てた彼女は、その後家族を求め、様々な国を飛び回った。

砂漠の国、雪の国、日の国と、そんな風に飛び回っていたとき、彼女に転機が訪れるのであった。

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